Posts tagged: 勝縁寺

南相馬そば打ちボランティア

By , 2014年10月31日 9:29 pm
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そば打ち道具や食材を詰め込み出発

昨年に引き続き、今回で三回目となる福島県南相馬市へのそば打ちボランティアに行ってきました。昨年と同じく、南相馬市鹿島区にある小池長沼仮設住宅を訪れ、避難中のみなさまに富山のひきたて、打ちたて、茹でたてのそばを召し上がっていただきました。本願寺派高岡教区の第14次支援隊として11名が参加し、富山そば研究会のみなさんが中心となって仮設住宅の集会場で準備し、多くのみなさまに来ていただきました。 Continue reading '南相馬そば打ちボランティア'»

南相馬へそば打ち

By , 2012年11月21日 10:13 pm

門徒会館の階段にたなびく幟

善興寺のそば打ち名人、総代さんと会計さんといっしょに福島県南相馬市鹿島の勝縁寺さんへ利賀の新蕎麦を携え、そば打ちにいってきました。

昨年からの東北でのいろいろな活動の中から、富山から持っていって、向こうの皆さんに歓迎されることは何か。ということを考えた結果、そば打ちに行こう!ということになりました。

勝縁寺さんは初代が下麻生の最圓寺さんが出身ということで、ご住職ともこれまで何度かお会いして快く申し出を受け入れてくださり、報恩講直前にも関わらず、ご門徒さんにもお声掛けをして下さいました。

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相馬組へ…その1

By , 2011年11月20日 10:45 pm

二本松インター周辺の放射線量(0.3μsv/h)

11月18日、19日と1泊2日で相馬の地へ富山米を届けに行ってきました。片道約500キロの旅でした。高岡教区内の有志、ご門徒4名と、若院4名で2トントラックに支援米2トンを積載し、ワゴン車2台で移動しました。5月から地元を測定していたガイガーカウンター(放射線測定器)を携帯し、北陸、磐越、東北自動車道経由で川俣村、飯舘村を通って目的地の南相馬市へ。磐越道から東北自動車道に入った途端、放射線量が上がり始め、休憩で立ち寄ったSAでは、草木のあるところで1マイクロシーベルト毎時をすぐに超えました。その数値を見てはじめて実感として、原発事故の汚染を感じました。それから国道や県道を通って南相馬へ到着するまで車内で0.2〜1.5マイクロの間を変動していました。特に、 Continue reading '相馬組へ…その1'»

坊守 被災地へ

By , 2011年9月22日 9:19 am

南相馬市の勝縁寺さん

9月14日〜16日、坊守が教区内の坊守お二人と宮城、福島の被災地へボランティアに行ってきました。仙台空港からレンタカーを借り、名取市の明観寺さんへ。地震による大きな被害があり、現在修復工事中でした。その後、仙台別院でボランティアセンターの活動状況について視察。15日は、元教諭の坊守さんのご縁で石巻市の雄勝中学校と津波により、ほとんどの児童、教職員が亡くなられた大川小学校跡を訪れてきました。その後、南相馬市の鹿島区にある勝縁寺さんを訪問。このお寺は、天明の大飢饉により、高岡市下麻生の最円寺さんの7代前の住職の弟さんが、門徒さんたちを連れて相馬藩に入植したときに建立したお寺で、約200年の歴史があります。地震による被害と福島第一原発から30キロという距離に位置するため、門徒さんたちがバラバラになっている現実があります。相馬組には、10ヶ寺の本願寺派の寺院がありますが、そのうちの7ヶ寺が原発事故の影響で避難されています。すべての寺院が砺波地方を中心とする北陸からの真宗門徒によって支えられてきたという歴史があり、みなさん初代が北陸出身であることを聞いております。事故が収束しない中、長期的な支援が必要です。ご住職は、お米が必要だと仰っていたようです。

16日は、名取市の美田園第2仮設住宅に傾聴ボランティアに伺いました。コミュニティ広場で男性の参加がなかったようですが、女性が非常に明るく元気にお話ししておられたようです。必要とされる支援活動は多岐にわたり、被災された方々の声からできることをさせていただきたいと思います。