Posts tagged: 棟方志功
若神組仏教婦人会日帰り旅行
絶好のお天気に恵まれた4月26日、若神組の合同仏教婦人会日帰り研修旅行が開催されました。
目的はまず、南砺市立福光美術館で「棟方志功展」を鑑賞することでした。「御二河白道之柵」が出展されている意味を再確認しました。 Continue reading '若神組仏教婦人会日帰り旅行'»
「—こころの軌跡— 歓喜の人 棟方志功展」
昨年から準備が進められておりました南砺市立福光美術館主催の特別展覧会「歓喜の人 棟方志功展—こころの軌跡—」が開催されます。期間は平成27年3月7日(土)〜5月10日(日)で、北陸新幹線開業の記念事業として企画されました。善興寺からは、当寺所蔵の『御二河白道之柵』が出展されます。
棟方さんが富山県に疎開されていた昭和20年〜26年の最後の作品として描かれた『御二河白道之柵』が、仏教、浄土真宗のこころに出遇われた軌跡をたずねる内容になっております。阿弥陀如来の願いとの邂逅や棟方志功がどう変わり、表現されていったのか、これまで重要でありながら、取り上げられてこなかった視点からの世界がご覧になれると思います。みなさまお誘い合わせのうえ、ご来場いただきますようご案内申し上げます。
善興寺と棟方志功に親しむ会
高岡市の伝統産業の青年部の皆さんや、市役所の職員さん、南砺市の井波彫刻の職人さん、保育園の保護者のみなさん、そして地元のみなさんなどにお声掛けをして、「善興寺と棟方志功に親しむ会」という催しが開かれました。高岡市に位置する善興寺ですが、旧東礪波郡の地域だったことの歴史や文化があまり知られていないことや、奈良時代に創建されたという歴史、砺波平野に東大寺荘園があったことなど、現在の行政の枠を離れて理解しなければ分らないことが沢山あるというようなことを善興寺の歴史をご紹介する中でお話しさせていただきました。 Continue reading '善興寺と棟方志功に親しむ会'»
富山・倉敷交流会のみなさん来寺
さる10月23日、倉敷市と富山市の交流会の参加者ご一同が来寺され、善興寺と棟方志功の関係について学びを深めていかれました。富山市東岩瀬にはかつて繊維会社の倉敷レーヨン(現クラレ)がありました。社長の大原総一郎氏が、太平洋戦争後、日本の復興の一大事業として、社運をかけて製造を始めた繊維ビニロンの生産拠点の一つとして昭和25年に開業したのです。そのときに買収した北前船廻船問屋の森家(現富山市文化財)を「晏山寮」と名付け、宿舎として愛用していました。
福光に疎開していた棟方志功ともそこで親交を深め、大原氏が愛読したニーチェの『ツァラトストラ』の冒頭の文句が刷られた版画などが生まれました。富山でのこのご縁を訪ねる交流会として、近年倉敷市と富山市の有縁のみなさんが交流されています。 Continue reading '富山・倉敷交流会のみなさん来寺'»