Posts tagged: 善興寺
本堂耐震補強工事完工
昨年1月より、門徒で建築家の坂井修一さん(坂井建築事務所)に依頼して、本堂の現状調査と耐震診断を行なっていただきました。坂井さんはこれまで全国各地の震災地を大学教授をはじめとする専門家と訪れ、建物の被害状況を調査する活動に従事してきた「構造計算」のエキスパート。その経験を生かして本堂の地震に対する耐力がどの程度なのかを綿密に調べていただきました。 Continue reading '本堂耐震補強工事完工'»
ヒストリックウォークと本堂をまもる会
2日の午前中は、中田小学校のPTA主催「ヒストリックウォーク」があり、小学生のみなさんと保護者の方々が本堂にお参りになりました。善興寺の歴史や中田の町の成り立ちなど、学校で習わないところを中心にお話しさせていただきました。みんな真面目な顔をして聞いて下さったので、有難いひと時でした。最後にお話の中からクイズも出されて、学びを深めていかれました。 Continue reading 'ヒストリックウォークと本堂をまもる会'»
若神組連研交流会
素晴らしい秋晴れの日、善興寺が所属する若神組の第12期連続研修会(連研)の第6回交流会が開催され、受講者や門徒推進員、僧侶のみなさんとともに南砺市方面へ日帰りバスツアーに行ってきました。善興寺→照圓寺→西蓮寺の順番で参加者をお迎えし、一路五箇山の平村方面へ。最初の目的地は、大谷派の称名寺さま。このお寺には本願寺第八世門主の蓮如上人が比叡山から弾圧を受けた際、親鸞聖人の御木像の真影さまを三井寺に預けたものの、山科本願寺が完成した際に返してもらえず、「生首を二つ持ってきたら返す」という無理難題を提示されます。そのとき身代わりにご自身で彫られた御真影が安置されているお寺です。滋賀県堅田の源右衛門、源兵衛という篤信の親子が、その話を聞き、父が息子の首を撥ね、三井寺に参上し、「もう一つは私の首を」といって御真影さまは返還されたのです。 Continue reading '若神組連研交流会'»
合同墓について
少子高齢化社会の到来により、近年、善興寺に寄せられるご相談に「私が死んだら、仏壇やお墓をどうすればよいでしょうか。」とか「私の代で家が絶えるので、合同で納骨できるお墓を建てて欲しい」、「お骨をお寺で預かってもらないか」などという内容が増えてきました。
実際に、もうすでに将来を見据えてお墓を解体され、ご先祖の遺骨を善興寺に預けられた方々もいらっしゃいます。このようなご要望にお応えするため、2013年夏、善興寺墓地内に合同墓を建設いたしました。
いのち終えた後、ともにお浄土でお遇いする浄土真宗のみ教えにも適ったお墓の形と考えます。将来のことを見据えたお墓のあり方としてご使用いただければと存じます。遠方の方からもお問い合わせあり、将来的なお墓のあり方の一つとしてご提案させていただきます。 Continue reading '合同墓について'»