
本堂うらの蓮のつぼみ
猛暑の日々も少し落ち着き、気づけば9月を迎えようとしております。8月の二十八日講がお勤まりになり、浄土和讃の「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 光明てらしてほがらかに いたらぬところはさらになし」と「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 仏身もひかりもひとしくて 相好金山のごとくなり」の二首を味わいました。
絵の具の三原色は青、赤、黄で、色を重ねていけばいくほど黒に近づきます。一方、光の三原色は、RGBであらわされるように、青、赤、緑です。これらの光は重ねれば重ねるほど明るくなり白に近づきます。お浄土には、種々の宝でできた蓮の花がいたるところに咲いており、それぞれの花に百千億ものはなびらがあるという。 Continue reading '8月の二十八日講'»

三代そろってお墓参り
お盆のお墓参りが終わりました。沢山のみなさんがそれぞれご縁のあるお墓でお参りしていかれました。飛鳥家のお墓はお堂の形式で、戦前に17世住職寛徹が建てたと聞いています。しっかりした造りですが、近年このお墓でさまざまな方のお骨を預かってきました。そんな現状からこのたびの合同墓が完成したのです。
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8月1日、福島県双葉町の光善寺副住職、藤井さんのお話
遅ればせながら早起き法話会の報告です。今年で58年目を迎える早起き法話会ですが、各地の布教使さんたちをお招きし、それぞれの視点から仏法のよろこびをお聞きしました。
初日の藤井さんは、福島第一原発の立地している双葉町の出身で、お寺は原発から3㌔しか離れていません。ですから現在もいわき市で避難生活を続けておられます。震災発生時のお話や事故当時のこと、避難生活でのご苦労をお聞きいたしました。
支援活動を通して震災初年よりおつきあいをさせていただいて、今回来ていただく事が実現いたしました。ちなみに藤井さんのお寺光善寺さんは初代が高岡市麻生谷の西光寺から相馬へ移民されたお寺です。 Continue reading '第58回早起き法話会'»

折井着色所のいろんな色
高岡の伝統産業青年部(40歳以下)のみなさんが、高岡銅器を中心に高岡の伝統産業について知ってもらおうと全国に呼びかけて開催されている「高岡クラフツーリズモ」という旅行に参加してきました。今回は仏具や仏像を作っている工場を訪問し、どのような工程で銅製品ができるのか、見せていただき、いろいろなことを教えていただきました。
普段、お寺や仏壇では、使ったり、拝んだりしている仏具について知らないことばかり!僧侶こそこんなツアーに参加して、仏教の世界観を荘厳する職人の技を知るべきだと思いました。全国からいろんな職種のみなさんが参加されていて、交流でき刺激的な一日でした。これからも企画されるということで、楽しみです。鋳物の型の種類や作り方の発想は、 Continue reading '高岡クラフツーリズモに行ってきました!'»

奥野師の板書
永代経法要が終わりました。4日間、お手伝いいただいた役員のみなさま、暑い中大変お疲れさまでした。そして多くの門信徒のみなさまのご参拝によってご一緒に永代にわたり受け継がれてきた阿弥陀さまの願いを聞かせていただきました。
3、4日は、奥野寛暢師のご法話、他者と比較するなかで一喜一憂しながらいきている私たちの姿を明らかにして下さった親鸞聖人は、阿弥陀如来と私との関係を見つめられた方だったとお話しくださいました。また、最近の脳科学などの研究での新発見は、お釈迦様が説かれた仏法の真理と矛盾せず、 Continue reading '永代経法要勤修'»
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