8月1日、福島県双葉町の光善寺副住職、藤井さんのお話
遅ればせながら早起き法話会の報告です。今年で58年目を迎える早起き法話会ですが、各地の布教使さんたちをお招きし、それぞれの視点から仏法のよろこびをお聞きしました。
初日の藤井さんは、福島第一原発の立地している双葉町の出身で、お寺は原発から3㌔しか離れていません。ですから現在もいわき市で避難生活を続けておられます。震災発生時のお話や事故当時のこと、避難生活でのご苦労をお聞きいたしました。
支援活動を通して震災初年よりおつきあいをさせていただいて、今回来ていただく事が実現いたしました。ちなみに藤井さんのお寺光善寺さんは初代が高岡市麻生谷の西光寺から相馬へ移民されたお寺です。 Continue reading '第58回早起き法話会'»
折井着色所のいろんな色
高岡の伝統産業青年部(40歳以下)のみなさんが、高岡銅器を中心に高岡の伝統産業について知ってもらおうと全国に呼びかけて開催されている「高岡クラフツーリズモ」という旅行に参加してきました。今回は仏具や仏像を作っている工場を訪問し、どのような工程で銅製品ができるのか、見せていただき、いろいろなことを教えていただきました。
普段、お寺や仏壇では、使ったり、拝んだりしている仏具について知らないことばかり!僧侶こそこんなツアーに参加して、仏教の世界観を荘厳する職人の技を知るべきだと思いました。全国からいろんな職種のみなさんが参加されていて、交流でき刺激的な一日でした。これからも企画されるということで、楽しみです。鋳物の型の種類や作り方の発想は、 Continue reading '高岡クラフツーリズモに行ってきました!'»
奥野師の板書
永代経法要が終わりました。4日間、お手伝いいただいた役員のみなさま、暑い中大変お疲れさまでした。そして多くの門信徒のみなさまのご参拝によってご一緒に永代にわたり受け継がれてきた阿弥陀さまの願いを聞かせていただきました。
3、4日は、奥野寛暢師のご法話、他者と比較するなかで一喜一憂しながらいきている私たちの姿を明らかにして下さった親鸞聖人は、阿弥陀如来と私との関係を見つめられた方だったとお話しくださいました。また、最近の脳科学などの研究での新発見は、お釈迦様が説かれた仏法の真理と矛盾せず、 Continue reading '永代経法要勤修'»
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トレーシングペーパーに尊顔を写す
「お寺で消しゴムはんこ」ワークショップ北陸ツアーが6月30日(日)午前9時30分〜12時、本堂にて開催されました。申し込みされた34人の参加者の顔ぶれをみて驚いたのは、20代〜30代の若い女性が多く、「どうやってこのワークショップを知りましたか?」と聞くと、「インターネットで」とか「情報誌をみて」などがほとんど。寺報の『可問』やチラシではなく、インターネット、マスメディアのはたらき、というものをまざまざと感じさせられました。ですから参加者のほとんどは、善興寺に初めて足を運んだ方々でした。
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帰真慶讃法要
三善為康(みよしためやす)という方をご存知ですか。算博士、三善為長の後継者としてだけでなく、『朝野群載』『拾遺往生伝』や『叡山根本大師伝』の著者として活躍した多方面にわたる優れた学者でした。彼の出身地は、越中国射水郡、現在の高岡、射水地方でした。元は射水郡を治めていた郡司クラスの豪族、射水氏の出で、18歳で上京し、その類い稀な才能をみこんだ三善為長は、実子、雅仲がいたが、彼を養子にむかえ、姓を「射水」から「三善」に変えさせた。三善家は美濃、越前、越後、備前、播磨の国を治める介(中央から派遣される官吏)であった。
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