永代経法要勤修

By , 2013年7月7日 9:33 am
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奥野師の板書

永代経法要が終わりました。4日間、お手伝いいただいた役員のみなさま、暑い中大変お疲れさまでした。そして多くの門信徒のみなさまのご参拝によってご一緒に永代にわたり受け継がれてきた阿弥陀さまの願いを聞かせていただきました。

3、4日は、奥野寛暢師のご法話、他者と比較するなかで一喜一憂しながらいきている私たちの姿を明らかにして下さった親鸞聖人は、阿弥陀如来と私との関係を見つめられた方だったとお話しくださいました。また、最近の脳科学などの研究での新発見は、お釈迦様が説かれた仏法の真理と矛盾せず、

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奥野師の法話

むしろその正しさが証明されるようなかたちで明らかになってきている例を教えて下さいました。いつも聞かせていただいている諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、三毒の煩悩などの仏教用語を、豊かな譬え、方便によってわたしの問題として説かれてあることを伝えて下さいました。

5、6日は、ハワイで開教使をされている初瀬部唯可師のご法話でした。当たり前と思っているなかに大変なごくろうと気づかない願いがたくさんあることをいろいろな体験談の中から伝えて下さいました。最後の一席は若院がかつてアメリカ教団の大学院に留学していたことから、ハワイのお寺の写真を投影しながら、海外の浄土真宗のお話を対談形式でさせていただきました。移民された真宗門徒が今でも大切にしているお念仏の教え、その周辺に明治の時代から伝わる言葉や文化、さまざまな違いがある中で世界の人々がお

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初瀬部師のお話

 

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スクリーンの写真を見ながら対談する若院と初瀬部師

念仏の教えに出会っていることを知りました。

梅雨のまっただ中に聴聞させていただく、暑いけれども阿弥陀さまのはたらきの中で生かされていることを実感させていただいた4日間でした。合掌

 

 

 

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