奥野師の板書
永代経法要が終わりました。4日間、お手伝いいただいた役員のみなさま、暑い中大変お疲れさまでした。そして多くの門信徒のみなさまのご参拝によってご一緒に永代にわたり受け継がれてきた阿弥陀さまの願いを聞かせていただきました。
3、4日は、奥野寛暢師のご法話、他者と比較するなかで一喜一憂しながらいきている私たちの姿を明らかにして下さった親鸞聖人は、阿弥陀如来と私との関係を見つめられた方だったとお話しくださいました。また、最近の脳科学などの研究での新発見は、お釈迦様が説かれた仏法の真理と矛盾せず、 Continue reading '永代経法要勤修'»
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大遠忌法要の2日目、帰敬式の前に勤修される、「特別永代経法要」に出勤していただく青年僧侶のみなさんに集まっていただき、第2回目の習礼を行いました。広文類作法という、親鸞聖人が浄土真宗の教義の本質を顕された「教行信証」の総序を読誦するものです。僧侶でもなかなかお勤めする機会の少ない作法ですが、 Continue reading '青年僧侶習礼'»
今日で永代経法要が終わりました。もともとこの法要は、一ヶ月間勤まり、普段は僧侶が命日にご門徒のお宅にお参りに行くのを、永代経の月はご本尊にお参りして本願のいわれを聞く月間だったそうです。それが時代とともに短縮され、10日間となり、7日間になり、善興寺の場合は、5日間から4日間に短縮されていったという経緯があります。
3・4日目の講師、寺西良夫さんは、私たちの惑い、迷いの姿をいろいろな角度からおもしろおかしく説いてくださり、自分で考えているよりも遥かに罪業深き存在である人間のどうしようもない無明の世界を明らかにしてくださいました。特に、死後49日間の中陰の旅路や裁判のお話は、死後の世界の陥りやすい有無の議論から自分の問題として聞いていく大切さを改めて気づかされました。
本願に出遇う環境を整えてくださっている、ご先祖さまからの尊いご縁に参拝のみなさまとお念仏させていただきました。また、役員のみなさま方、暑い中大変お疲れさまでした。
永代経(えいたいきょう)とは…祠堂経(しどうきょう)とも呼ばれ、そのようなお経があるのではなく、「永代読経」の略で、縁のある方々のご命日を機縁に、浄土真宗のよりどころとするお経を読ませていただき、阿弥陀如来の願いを聞き開き、その教えを聞く場所(本堂)を永代にわたって存続させたいという願いから勤まる法要です。
善興寺では毎年7月の初旬に勤修しています。
7月7日(水)〜10日(土)の4日間
午前9時30分〜/午後1時30分〜
講師 7日(水)・8日(木) 奥野寛暢師(富山市秋吉 妙行寺)
9日(金) ・10日(土) 寺西良夫師(氷見市脇 明厳寺)
午前・午後とお参りされる方にはお斎(昼食)を用意しています。ごゆっくりお参り下さい。
10月の大遠忌法要のお稚児さん・帰敬式(おかみそり)受式ご希望の方は申込用紙と冥加金を添えて記帳場まで提出いただきますようお願い申し上げます。