高岡会館礼拝堂にて
6月11日、東日本大震災、福島第一原発事故によって被災、避難を余儀なくされていらっしゃる相馬組(そうまそ)の本願寺派の僧侶、門信徒のみなさんが、はるばる高岡教区にお越しになられました。真宗移民200年記念の団体参拝旅行として初代のご先祖が出られた土地を訪れ、お米等の支援に対するお礼参りがしたい、との趣旨で企画された旅行です。
高岡教区はこのご先祖からのご縁で、支援活動を続けてきていますが、こちらから赴くことと向こうからいらっしゃることで、古くて新しい交流の輪が始まったように思います。みなさん、避難中のなか、さまざまな苦悩を抱えながらの訪問です。富山に来られていろいろな憶いを巡らされたことでしょう。
午前中には、富山別院と西本願寺高岡会館に参拝され、 Continue reading '東北教区相馬組のみなさん来県'»
ニュース
| 勝興寺, 原発事故, 富山, 寺, 支援活動, 東北教区, 東日本大震災, 相馬移民, 相馬組, 真宗, 路念仏, 高岡, 200年
調和のとれた空間に変身した中庭
去年、とあるご縁でいただいた庭石を見て、リタイヤ後に学んだ園芸高校の仲間のみなさんといっしょに中庭(本堂と庫裏の間)に組もうと考えて下さった総代さんの想いが実現しました。みなさん退職後の新たな学びとして高校生になり、その学びをお寺のために活かして下さったのです。ありがたいことです。 Continue reading '中庭の作庭'»
今月のお斎 ごちそうさまでした。
今年度初の二十八日講が開催されました。明治6年(1973)のご消息をもつこのお講は、尼講として現在まで多くの参拝者に支えられて続いてきました。五月は親鸞聖人の降誕会として勤まります。浄土から末法濁世に衆生救済のために生まれてこられたから「降誕」ということや、わたしたちひとりひとりの誕生はどこから生まれてきたかは分からないが、浄土に生まれて明らかとなり、浄土に生まれていくという目的を聞かせていただいています。浄土は、生まれておしまいという楽園・楽土ではなく、 Continue reading '5月の二十八日講'»
役員総会のようす
門信徒会の役員総会が開催され、24年度の行事・決算報告、25年度の行事予定・予算などについて話されました。プロジェクターで映し出される写真で一年を振り返ると、数多くの行事とご縁が結ばれた一年だったと、感慨に耽ったひとときでした。今年度は8月に総代さんたちの改選となったり、中央委員の皆さんの交代があったりします。また、合同墓の建設予定や各種行事の充実など、門信徒のみなさんのご協力とご理解によって運営されます。よろしくお願い申し上げます。
卒業証書をいただく代表者
未来の住職塾の第1期生が集う初めてのフォーラムが、東京芝の光明寺で開催され、参加してきました。全国から約40人の卒業生達が参加し、各会場の卒業生代表の提出された寺業計画書の発表がありました。若院が受講した金沢会場は、みんな真宗の関係者でしたが、各地から浄土宗、天台宗、曹洞宗、臨済宗、真言宗などさまざまなお寺のみなさんが参加されていました。特に女性僧侶の発表には印象的な内容が多く含まれていました。お昼休みには本堂の外に開設されている神谷町オープンテラスカフェに近所の企業から会社員のみなさんがランチをもって談笑していました。 Continue reading '第1回未来の住職塾フォーラム'»