Posts tagged: 蓮

蓮の花初開花

By , 2014年8月6日 6:41 pm

DSC_00438月3日、第59回早起き法話会が終わった朝、本堂裏のビオトープに去年から植えた大蓮の蓮根から大輪の花が咲きました。春から何度も肥料を追加しながら、様子をみてきましたが、葉が大きく成長し、そのあと拳程の大きさの蕾が水中より顔を出しました。

泥中から咲くその姿に接し、思わず、「なもあみだぶつ」のお名号が口から出て下さいました。 Continue reading '蓮の花初開花'»

8月の二十八日講

By , 2013年8月29日 4:07 pm
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本堂うらの蓮のつぼみ

猛暑の日々も少し落ち着き、気づけば9月を迎えようとしております。8月の二十八日講がお勤まりになり、浄土和讃の「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 光明てらしてほがらかに いたらぬところはさらになし」と「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 仏身もひかりもひとしくて 相好金山のごとくなり」の二首を味わいました。

絵の具の三原色は青、赤、黄で、色を重ねていけばいくほど黒に近づきます。一方、光の三原色は、RGBであらわされるように、青、赤、緑です。これらの光は重ねれば重ねるほど明るくなり白に近づきます。お浄土には、種々の宝でできた蓮の花がいたるところに咲いており、それぞれの花に百千億ものはなびらがあるという。 Continue reading '8月の二十八日講'»

報恩講のお参りで

By , 2012年10月15日 9:13 pm

水引工芸で作られた蓮の花

9月のお彼岸明けからご門徒さんの報恩講参りに廻らせていただいております。月参りに行けないお宅には年に一度の報恩講でご縁をつないでいるのですが、お参りに伺うとみなさん、いろいろなおもてなしをして下さいます。今日お伺いしたお宅の床の間には、句仏上人の「もったいなや 祖師はかみこの九十年」のお軸が懸けられており、床の上には、見事な水引でできた蓮の花が飾られていました。水引は、金封から結納の際の宝船などに見られる日本の工芸技術のひとつですが、それを趣味として先生について習われ、三ヶ月かけて完成したものとのこと。あまりの美しさにカメラにおさめてきました。

仏事に臨むお心が溢れていて、 Continue reading '報恩講のお参りで'»