報恩講のお参りで

By , 2012年10月15日 9:13 pm

水引工芸で作られた蓮の花

9月のお彼岸明けからご門徒さんの報恩講参りに廻らせていただいております。月参りに行けないお宅には年に一度の報恩講でご縁をつないでいるのですが、お参りに伺うとみなさん、いろいろなおもてなしをして下さいます。今日お伺いしたお宅の床の間には、句仏上人の「もったいなや 祖師はかみこの九十年」のお軸が懸けられており、床の上には、見事な水引でできた蓮の花が飾られていました。水引は、金封から結納の際の宝船などに見られる日本の工芸技術のひとつですが、それを趣味として先生について習われ、三ヶ月かけて完成したものとのこと。あまりの美しさにカメラにおさめてきました。

仏事に臨むお心が溢れていて、有難い報恩講でした。一軒一軒のお宅でそれぞれのお心をいただいてお参りさせていただいております。合掌

 

こちらはチューリップとあじさい 鮮やか!

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