10月の土曜学校
先月の中田かかし祭りで出展し、見事「佳作」をいただいたセシルちゃんの受賞をお祝いし、土曜学校でお祝い会をしました。お祝い会に先立ち、お参りの後、大勢至菩薩の化身としてのセシルちゃんのお話をして、「ぼさつ」とはサンスクリット語の「ボーディサットバ」に由来するお話をし、「ボーディ」は「さとり」を意味し、「サットバ」は「いのちあるもの」という意味を伝えました。さとりを目指すいのちとして阿弥陀如来の願いを得意分野を通して伝えるのが菩薩さんなのです。観音菩薩さんは、お母さんのような慈悲の心で、勢至菩薩さんはお父さんのように論理的な智慧の心で阿弥陀さまの願いを私たちに伝えてくれます。
学校で校長先生が一番偉い先生だけど、みんなひとりひとりに教えてくれるのはひとりひとりの先生です。先生にも得意分野があり、生徒にもあります。体育の得意な人もいれば、国語が得意な人もいます。それぞれ得意な分野は違うけど、それぞれの入口からさとりの世界を聞くことができるようにとはたらいて下さているのが菩薩さまたちなのです。
というようなお話をしましたが…伝わったかな?