保育士のみなさんによる園児たち。ジオラマであそんでいます。
2月1日(土)善興寺でお預かりしていた農繁期期設託児所から常設中田保育園になって今年でちょうど80年という節目をむかえ、記念の集いが開かれました。これまでに約3700人もの卒園生を輩出し、阿弥陀さまの願いを成長期の大切な時期にお伝えしてきました。
園児たちの作品展も各部屋に展示してあり、みんなで80年のお祝いをいたしました。若院は副園長という立場から昭和52年までの園舎を再現し、ジオラマを作製いたしました。卒園生として、また中田中学校の元美術部部長として境内地の様子を過去の写真を見つめながらできるだけ忠実に再現してみました。 Continue reading '中田保育園創立80周年記念のつどい'»
和讃の会資料
御正忌報恩講も御正当をお迎えし、午前9時30分から正信偈行譜のお勤め、そして引き続いて庫裏にて正信偈和讃の会が開催されました。机の上にはノートパソコンが置かれ、本願寺の法要の中継(報恩講式作法)をみながらの講義でした。
今日は高僧和讃の「道綽讃」の「末法五濁の衆生は 聖道の修行せしむとも ひとりも証をえじとこそ 教主世尊はときたまへ」と「鸞師のをしへをうけつたへ 綽和尚はもろともに 在此起心立行は 此是自力とさだめたり」の二首を味わいました。
最初のご和讃は、
お釈迦様は、 Continue reading '御正忌&正信偈和讃の会'»
中央委員のみなさま
14日午後7時、門信徒会の中央委員会が開催されました。懸案事項を協議していただきました。寒い中多数のご出席をいただきありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。
15日午前9時30分から親鸞聖人の御正忌報恩講が勤まりました。本願寺の御正忌報恩講をインターネット中継でむすぶ予定にしておりましたが、去年までのコンピュータ環境では視聴できす、残念ながら実現できませんでした。その代わり正信偈行譜のお勤めをして、ご法話をさせていただきました。 Continue reading '中央委員会&御正忌'»
朝日を浴びる当山
新年のご挨拶を申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
年末年始にかけてドタバタが続き、机の前にゆっくりと座るひと時もない一週間でした。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。今年のは富山には珍しく、雪のないお正月を過ごしております。雪がないというのは除雪が必要ないということですが、その代わり雪の白さで隠れてしまう落ち葉やゴミが目につき、掃除をしなければならないということです。どちらの状況でも不平不満をこぼす私。自分の都合のいいようにすべてを解釈してしまう私をこの季節は毎年教えてくれます。これから必ず降雪があります。雪と生活をともにするとき、また新たな自分に出会わせていただけます。南無阿弥陀仏
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毎月親鸞聖人のご命日16日に開催されています「正信偈和讃の会」も今回で『高僧和讃』の道綽禅師をほめ讃えるところまできました。道綽禅師は、親鸞聖人にとっての七高僧の第四の高僧であり、十四歳で出家して『涅槃経』をマスターされた聖道門の方でした。しかし、48歳のとき、曇鸞大師の碑文を読んで浄土の教えに帰依され、『安楽集』をあらわされたのです。仏教を聖道門(しょうどうもん)と浄土門に分けられ、末法の世におけるさとりへの道は浄土に生まれることだと示されたのでした。
本師道綽禅師は
聖道万行さしおきて
唯有浄土一門を
通入すべきみちととく