ゴールデンウィークの土曜日、中田地区の仏教会で毎年開催している花まつりが行われ、おしゃかさまのお誕生をお祝いしました。今年は暖冬でチューリップの花も開花が早く、チューリップの花びらも入手できるか不安でしたが、色々な方のご協力により、例年通り散華もできました。快晴との天気予報とは異なり、午前中突然の雨に見舞われましたが、開催時間にはすっきりと晴れて、まさしく「甘露の雨」を天の神さまからいただきました。
お釈迦さまのご生涯を描いたアニメドラマ「お釈迦さま−誕生から涅槃まで−」では、おさとりを開かれたお釈迦様にインドの最高神ブラフマン(梵天)が世の破滅を防ぐためにさとりの道を説いて欲しいと懇願された「梵天勧請」のシーンが印象的でした。 Continue reading '中田仏教会「花まつり」'»
今年の春は陽気な日が続きます。桜は満開を迎えてなかなか散らず、なんだか諸行無常の教えを忘れてしまいそうです。そんな日々ですが、いのちの終わりが必ずあり、お別れをしなければなりません。
満開の本堂前のしだれ桜
今月の正信偈和讃の会では、親鸞聖人が道綽禅師を讃えられた最後のご和讃は、
縦令一生造悪の
衆生引接のためにとて
称我名字と願じつつ
若不生者とちかひたり
を味わいました。 Continue reading '長い花見'»
麻生ご住職のお話と演奏に耳を傾けるみなさん
3月21日(金)善興寺仏教婦人一日会の報恩講ならびに追悼法要が勤修されました。朝からみぞれまじりの寒い日となり、そんななかみなさま、ようこそお参りくださいました。今回のご講師は、麻生逹乗氏で、「六連島のお軽さん」と題してお話をいただきました。元小学校の先生をされていた麻生さんご自身の幼少期の体験談をいくつか物語調で語られ、それぞれのご縁に支えられて現在の私があることをほのぼのとした口調で語られました。また、大学時代から演奏されているフルートをお話の合間に吹いて下さり、みなさんおなじみの曲や仏教讃歌など、いっしょに歌ったりして心温まるご法話をいただきました。 Continue reading '仏教婦人一日会報恩講・追悼法要'»
3月14日(金)〜15日(土)かもん会の一泊研修旅行へ行ってきました。今回の目的は、親鸞聖人の降誕の地、日野誕生院と、東大寺修二会(お水取り)見学、そして善興寺のルーツである明日香村の飛鳥寺参拝でした。出発早々、雪が降り始め、先日死亡事故の起きた小矢部SAを過ぎた所で三台が絡んだスリップ事故発生現場に遭遇。間一髪でその場を通過しましたが、ヒヤリとしました。その後は順調に進み、最初の目的地、昼食会場の滋賀県大津市の石山寺へ。
石山寺本堂
石山寺は、良弁という僧侶によって建てられたお寺で、現在は東寺派真言宗のお寺です。この良弁さん、それから向かう東大寺を開いたお方。東大寺の前身の金鐘寺で修行し、聖武天皇の発願で、国分寺、国分尼寺の総国分寺として大仏(毘盧遮那仏)を造立、本尊として東大寺となりました。良弁さんは初代別当に任ぜられました。大仏造立の際、黄金を求めて奈良の金峯山で祈っていたところ、 Continue reading 'かもん会一泊研修旅行'»
ニュース
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講師の問題提起に耳を傾けるみなさん
善興寺が所属する若神組(じゃくじんそ)の研修会が運源寺さんを会場に開催され、組内の僧侶、門信徒が集い、「過去帳又はこれに類する帳簿の開示問題」について学びを深めました。この研修会は2012年にNHKの番組で俳優が、自分のルーツを探しに広島県の本願寺派寺院をアポなしで訪ね、寺族が「過去帳」をカメラの前に示し、全国に放送されたことに端を発する問題を取り上げたものです。
私たちの教団は、門徒さんたちの身元調査に対し、過去帳を見せることで、部落差別に加担する行為を行ってきました。 Continue reading '若神組 御同朋の社会をめざす運動研修会'»