Category: ニュース

第12期若神組連研

By , 2014年7月2日 9:23 pm
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はじめて仏華に苦闘中

善興寺が所属する若神組(じゃくじんそ)の第12期連続研修会(連研)の第3回目の研修会が6月22日、善興寺を会場に開催されました。今回は、お仏壇を展示してお仏壇や仏具の説明、お香の種類と嗅ぎ分け。蝋燭の種類と意味などをお話ししました。そして各家庭の華瓶(かひん)を持参していただき、仏華を立ててみるなど体験的に覚えていただく内容でした。

後半は話し合い法座で、今回のテーマは「わたしにとって幸せとはなんでしょうか」でした。善興寺門徒で門徒推進員の中田さんによる問題提起がなされ、班別討議開始。 Continue reading '第12期若神組連研'»

帰真慶讃法要

By , 2014年7月2日 9:08 pm
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プロジェクターの写真をみながら建築と仏教について話される寺本さん

建築家で大阪教区極楽寺若坊守のラングナー寺本ベッティーナさんをお招きして「帰真慶讃法要」を勤修しました。「他力の建築」と題してお話し下さったのは、仏教建築の伽藍の成り立ちから、人々と仏さまとの距離や関係性について興味深いお話しをいただきました。

飛鳥時代の寺院は仏さまが中心ではなく、塔がお寺の中心であったこと。東大寺の初期は現在のように境内地が広くなく、人々は塀のなかに入ることさえできなかったこと。平等院鳳凰堂に象徴されるように浄土をこの娑婆に具現化するために建築が発展して、苦悩多い娑婆とは一線を画する場所としての空間だったこと。 Continue reading '帰真慶讃法要'»

法統継承式と耳塚参拝

By , 2014年6月16日 10:08 pm

s-IMG_0792本願寺第24世即如上人から25世専如上人へと法統が受け継がれました。6月5日の退任にあたっての「御消息発布式」は、とてもシンプルでしたが、これまでの仏法と社会そして宗門を見続けてこられた眼差しがひとことひとことに込められており、雨水のようにしみ込んできました。本当に長い間お疲れさまでした。

6日の法統継承式は、清々しいお顔の前門主さまと、これからの重責を背負われた新門主さまのお姿が対照的な式でした。より多くの人々にお念仏のお心が伝わるようにわたしたちもともに歩ませていただきましょう。

今回のご縁で、久しぶりに学生時代に住み慣れた東山七条に向かい、豊臣秀吉が神として祀られている豊国神社のまえにある「耳塚」に参拝してきました。 Continue reading '法統継承式と耳塚参拝'»

5月の二十八日講

By , 2014年6月8日 10:01 pm

s-DSC_0201今年度初めての二十八日講が始まりました。宗祖親鸞聖人の降誕をお祝いする5月のお講は、清々しい天気の中、お勤まりになりました。法話は、若院が「変わりゆく国 変わらない願い」というテーマで、昨今の政府の強引で急激な「戦争のできる国づくり」への警鐘を、お釈迦様の教えと阿弥陀如来の本願に基づいてお話しさせていただきました。また、戦後、日本国憲法がいかに国際社会において多くのいのちを済い、日本国への絶大なる信頼関係を築いてきたか、日本人が知らなさすぎる。こんな宝物を自ら捨ててしまうようなことをしてはならないと思います。そして過去に本願寺教団が犯した戦争協力の事実を決して忘れてはなりませんし、殺す、殺させるという現実を作り出してはならないという仏教の基本的な教えからブレない歩みをしなければなりません。お一人お一人が自覚的に世間に地獄、餓鬼、畜生の世界を生み出さない働きかけが大切ではないでしょうか。 Continue reading '5月の二十八日講'»

平成26年度役員総会

By , 2014年5月24日 11:14 pm

s-DSC_01995月24日(土)午後3時より本堂において門信徒会の役員総会が開催されました。お忙しい中、大勢のみなさまのご出席をいただき、有意義な総会でした。25年度の行事報告が若院からあり、一年をホームページで振り返る形での報告がありました。引き続いて会計報告、監査報告、質疑応答など、門信徒会の運営に関わる審議がなされました。今年度の行事予定、予算について審議があり、みなさまのご承認によってスムーズに総会を終えることができました。総会後、本堂裏の束石や屋根に破損箇所があり、参加者全員で確認をして、今年度の課題として修復を行うことが決まりました。今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。