昨日、東西本願寺と北國新聞社主催「親鸞聖人の教え—北陸への道」というシンポジウムが金沢で開かれ、参加してました。真宗の教えは蓮如上人によって爆発的に北陸地方に広まったという歴史は多くの方の知るところですが、なぜ北陸地方だったのかというその前段階の歴史について調査された内容を報告するものでした。
蓮如上人は第八代の本願寺門主ですが、第五代・綽如上人、六代・巧如上人、七代・存如上人が北陸の地でどのような人生を送られたか、またどのような活動をされたのか、蓮如上人につながる北陸との深い関わりを多方面にわたって Continue reading '「親鸞聖人の教え—北陸への道」シンポジウム'»
本堂正面の様子
ここ高岡の平野部で積雪が1メートル20センチを超えるのは、昭和56年にあった56豪雪以来だそうで、みんな除雪作業の話題でもちきりです。足腰が痛く、心配なことが続きます。市の除雪費も予算を大幅にオーバーし、出動されている除雪車のオペレーターの方々(ご門徒さんにも何人もおられます)にも疲労がたまっておられることと思います。雪は格闘してみないとその大変さは分からないのですが、ここまで積もるとやってもやっても終わりがない嫌な不安と向き合わなければなりません。しかし、「生きている」という実感も沸き上がるもので不思議です。
本堂前の合掌の積雪も今、 Continue reading '23豪雪?'»
柳宗悦氏の書「大悲」の前でお話しする太田さん
2年に一度の善興寺「かもん会」一泊研修会が、庄川温泉郷の越中庄川荘で開催されました。昨年、日本民藝協会の祖、柳宗悦氏が往生されてから50年を迎えたことを機縁に、となみ民藝協会の会長で真宗大谷派大福寺のご住職、太田浩史師をお招きして真宗と民藝についてのお話をうかがいました。
南砺市の土徳が育んだもの、真宗の教えから浄土の美が生まれたお話や、善興寺にもご縁の深い棟方志功さんがどのようにして柳宗悦氏の目にとまったかなど、興味深い逸話をたくさん聞かせていただきました。
また、民藝運動を担った Continue reading 'かもん会一泊研修会'»
親鸞聖人がお好きだった小豆粥
御正忌も当日を迎え、本堂内にスクリーンを設置し、20メートルのLANケーブルを寺務室から延長してプロジェクターで投影し、午前10時からのご本山の「日中法要」に皆さんとお参りしました。
本願寺三代の覚如上人が親鸞聖人の三十三回忌のために著された「報恩講式」と覚如上人のご子息の存覚上人が作られた「嘆徳文」をご門主が拝読され、親鸞聖人の遺徳を讃嘆される「報恩講作法」というお勤めでした。善興寺の報恩講でも報恩講式の現代語訳を拝読していますのでご存知の方もおられますが、 Continue reading 'われもと因地にありしとき'»
堂内に響く正信偈の声
朝9時から、御正忌報恩講に合わせて今年はじめての土曜学校が開かれました。雪の降る中でしたが、子どもたちはとっても元気。本堂内をみんなでかけっこ。
いつもの「らいはいのうた」ではなく、正信偈和讃をおつとめし、親鸞聖人のご命日についてお話を聞きました。
その後、庫裏の方へ移動して囲炉裏やストーブ、ホットプレートなどをフル活動させて年末についたお餅をいただきました。ある子が「何個食べてもおなかがふくれなーい」といったように Continue reading '1月の土曜学校'»