ハワイへ参拝(1)

By , 2011年3月4日 10:13 pm

ヒロ別院に立つ親鸞聖人

高岡教区寺族青年会の35周年記念事業として、米国ハワイ州のお寺を参拝しにいこうというツアーが計画され、11名のメンバーで2月19日〜24日の間行ってきました。まずは、ハワイ諸島で一番大きなハワイ島東部に位置する、本願寺「ヒロ別院」へ。そこには当青年会の会員が開教使(海外赴任の僧侶)として勤務していることもあり、久しぶりの再会も目的のひとつでした。海外開教区は、毎週日曜日にサンデーサービスという家族礼拝を行っていて、門徒さんたちがお寺にお参りに来られます。そのお参りに混ぜていただきました。小学生が司会をしていたり、オルガンを弾く方がおられたり、聞いたことのない仏教讃歌を歌ったり、日本の法要の形式とはまるで違います。百人ほどの参拝者の中には僕たちを含め、初めて本土からお参りに来られた方や門徒さんの親戚の方など、さまざまな方がいらっしゃいました。

本堂は1925年に建立されていますが、とてもきれいに整えられていました。こちらの庫裏にあたる部屋では、最近ミュージシャンのご門徒が作曲されたポップな感じの仏教讃歌がウクレレ&バイオリン演奏で歌われていて、皆さん生き生きとした笑顔に満ちていました。

その後、別棟の「サンガホール」へ。ハワイ島東部に住む広島出身の方々で組織されている「広島県人会」に参加しました。ホールに入ってその広さに圧倒されました。参加者は200〜300人といったところでしょうか。総会から始まり様々な報告を聞きましたが、活発な活動に驚きました。つい先日、広島県知事がいらっしゃったようです。

ハワイには8つの島がありますが、全島に36の寺院があるそうです。110年以上もの移民の歴史の中で今も、門徒の皆さんがお念仏の教えを大切にされていることを感じてきました。

ヒロ別院本堂内陣 仏華のアンソリウムが素敵

サンガホール外観

広島県人会の様子

つづきはまた。

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