松川第2仮設住宅内の集会所
松川第2仮設住宅の管理人さんのお話
高岡教区の災害救援活動専門委員会(若院は副委員長)で企画した、「東日本大震災高岡教区役職者現地研修」に参加し、再び福島と宮城を訪れました。初日は福島県飯舘村の皆さんが避難しておられ、高岡教区から何度も支援に訪れている松川第2仮設住宅を訪問し、管理人の方から村の現状や仮設住宅での生活についてお話を伺いました。村には戻りたいが戻れない現実と仮設住宅に帰らなければという居場所がどっち付かずの状況の中での複雑な心境を吐露されました。農業と酪農、その他などの複合型の農業を行っていた生活から、 Continue reading '再び福島・宮城へ'»
ニュース
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ひと時の日差しで本堂の屋根が美しく輝く
15日〜17日、高岡教区災害救援活動専門委員会から福島第一原発の事故による避難生活中の住職方への聞き取り調査のため、いわき、郡山、福島、仙台を訪れてきました。電話でお話しさせていただいていたご住職方にお会いでき、貴重なお話をたくさん伺うことができました。3月11日には、相馬でも東日本大震災一周忌法要が勤まるようですが、高岡教区でも勤める予定です。そのときに今回お聞きしたお話をもとにパネルディスカッションが行われます。詳細は後日、お知らせします。
今朝、起きてみると予想以上の積雪に驚きました。これまでの積雪を全て覆い隠すように真っ白な新雪がすべてを美しく包んでいました。仏教婦人一日会の役員会が午後から開催され、今年度と来年度の諸協議がなされました。いよいよ春の当来を待つ時期となってきました。
到着されたみなさんと
東日本大震災後、ホストファミリー登録をしていました「災害ホームステイ富山」のご縁で、今日、福島市のご家族が一ヶ月のホームステイをしにいらっしゃいました。子どもさんたちの放射能被爆を避けるため、普通の楽しい夏休みを過ごすため、福島から避難されたのです。もう、福島市は子どもたちの住む環境ではありません。原発の事故後、多くのご家族がいろいろな苦悩を抱えて疎開先を探しておられます。でも、受け入れ先の問題や家族の理解の問題、経済的な問題などがあり、実現が難しいそうです。子どもたちに「ここには放射能はないの」と心配させない環境を。思い出深い夏休みのお手伝いをさせていただきます。
龍谷大学顕真館前のポスター
6月7日(火)午後、龍谷大学の深草学舎至心館2階のパドマ館にて、「生死を超える物語—仏教死生観デジタルアーカイブ研究閲覧システム—展観記念セレモニー」が開催され、来賓として出席してきました。善興寺所蔵の棟方志功作「御二河白道之柵」がこのシステムのデジタル資料として収蔵されたからです。
龍谷大学の人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センターが、文部科学省私立大学戦略的研究基礎形成支援事業として行ったこのプロジェクトは、「生死を超える物語」と題して開かれました。今回の目玉は、世界初の「仏教死生観デジタルアーカイブ研究閲覧システム」の開発、発表です。仏教の死生観に関する仏像彫刻・書物・絵巻物等の研究史料をデジタル化して、32インチのマルチタッチモニターを使用し、指先の操作でそれらを閲覧できるシステムで、その一史料として『御二河白道之柵』が収蔵されたのです。
今回の展観記念のために初めて公開された作品もあり、非常にクオリティの高い内容となっていました。妙好人浅原才市さんの肖像画もこのたび収蔵され、安楽寺ご住職の梅田淳敬氏にお会いすることができました。センター長の鍋島直樹教授や副センター長の井上善幸准教授は、 Continue reading '生死を超える物語—仏教死生観デジタルアーカイブ研究閲覧システム—展観記念セレモニーへ'»
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本堂に響くやなせななさんの歌声
お天気にも恵まれた初夏の候、大勢の参拝のみなさまとともに「帰真慶讃法要」を勤めさせていただきました。一年に一度だけ奉懸する、実如上人より拝受したご本尊の御前でみなさまとともに正信偈を拝読後、ゲストのやなせななさんによる「東日本大震災支援コンサート」が開かれました。おしゃべりの声とはガラリと異なる、からだ中に染み渡るその歌声に私たちは心を動かされました。歌声ってこんなにこころに届き、包み込むものなのですね。
大学のときに知っていたやなせさんではありますが、歌を続け、売れない時期や病気、所属事務所の倒産等、いろんな困難を経て、当時とは全く違うひとになられたのです。歌詞の一言一言に Continue reading '東日本大震災支援コンサート'»