Category: ニュース

盆踊り

By , 2011年8月19日 11:02 pm

大勢の参加者とともに

中田保育園の納涼祭・盆踊りが開催されました。昨夜のゲリラ豪雨とうってかわって、夏の終を知らせるような涼しい風とともに今日の日がやってきました。園児たちは今日に向けて練習を重ね、お父さん、お母さんたちとともに元気一杯に踊りました。

一昔前までは、中田地区の踊り愛好家のみなさんが集い、大人の部の盆踊りもありました。謡や楽器の生演奏もあり、暑い夏の夜空を突き抜けるような声とダイナミックな踊りの姿がいまでも目に浮かびます。

海外では、Bon Dance といって、日本人以上に現地の人が毎年、真剣に踊りつづけている行事として定着しています。盆踊りは、仏によって救われる歓び、歓喜の心をあらわしたものと言われています。

人間としていのちをいただいている歓びと仏の教えに出会えた歓びを感じる時にしたいものですね。

盂蘭盆

By , 2011年8月16日 5:47 pm

炎天下の中お墓を荘厳する花たち

遠近各地よりお墓参りにようこそのお参りでした。この時期にしかお会いできない方々のお顔を拝していると、あたりまえに一年が過ぎたのではなく、無数のご縁がお互いを支えてくださって、またお会いできたのだなあと思いました。前坊守との別れを通してお悔やみのお言葉が心にしみいるお盆でした。

お盆の語源は、インドの言葉で「ウランバーナ」といい、音訳されたのが「盂蘭盆」。それを省略して「お盆」となったのです。その意味は、逆さまにつり下げられた苦しみを表し、お釈迦様の有名なお弟子、神通力第一の目蓮尊者が苦しみ多い餓鬼道に生まれ落ちた母親を供養することで救うという逸話に基づいています。

真宗の教えでは、お念仏に生きた人々を浄土に生まれた諸仏として仰いでいく考え方から、亡き人への供養よりも、今生きている私達自身が真実の道を聞き開いていく生き方の方を大切と考えますので、真宗門徒さんの多い富山では、他の地域と比べてお盆の行事を重要視しない傾向があります。ただ、法事以外で家族そろってお参りする機会というのは、お盆がいちばんという現状もあり、難しいものだと毎年考えさせられます。みなさんは、お盆をどのように受け止めてお参りされていますか。

8月の土曜学校

By , 2011年8月9日 5:57 pm

本願寺の参拝についての感想

火曜日ですが、8月の土曜学校を開催しました。いつもより長い時間をかけ、お昼までみんなですごしました。お勤めのあと、「白い鼠と黒い鼠」のお話を聞いて、仏様から見える僕たち私達の姿を考えました。その後、先月末に本願寺の「仏の子どもの集い」に参加したみんなから、写真を見つつ、参加した感想をのべてもらいました。

つづいて、5班に分かれ、境内をつかったウォークラリー大会。お寺に関するクイズや、スポーツリクリエーション、ゲームなど、各グループで力を合わせてチェックポイントをクリアしていきました。

お昼は、牛乳パックをつかって調理する「ホットドッグ」に挑戦。アルミホイルで包んだパンとソーセージが見事に熱々のホットドッグに変身し、ケチャップとマスタードをつけておいしくいただきました。

おなかもふくれたところで、休憩時間に入ると、自然に鬼ごっこが始まります。本堂内を全力疾走で走る子どもたちの元気な姿に暑さも忘れるさわやかさをひと時の間感じました。

最後にみんなでぞうきんを絞って縁板や階段、欄干などをきれいにふきました。午後からのプールやら友達との予定やら忙しいスケジュールのなか、みんなようこそのお参りでした。

BBQ交流会

By , 2011年7月31日 10:44 pm

福島の子どもたちと戯れる岡本さん

門信徒会のイベント部のみなさん、中田仏教会のみなさんに呼びかけて、福島市からのご家族との交流会をもちました。始まりは、あいにくの雨(土砂降り)でしたが、みなさんのご協力のもと、車庫と庫裏を使ってバーベキューをしました。子どもたちはお互いに協力して準備し、おじちゃん、おばちゃんたちはやきとりや鉄板焼きを担当。明日の「早起き法話会」の講師、岡本法治さんも広島から到着され、一緒にバーベキューを通して原発の問題について考えさせていただきました。

子どもたちって不思議だなと思います。自然に秩序が出来上がって、遊びはじめる様子を眺めながら、大人が学ばなければ…と感じました。

明日、8月1日〜3日、早朝5時より「第56回早起き法話会」の開催です。お誘い合わせてお参りください。

8月の二十八日講

By , 2011年7月28日 10:05 pm

お母さんの声に耳を傾けるみなさん

今日は、福島市の現状を参拝のみなさんに少しでも知ってもらおう!と、インターネットの投稿サイトから俳優の山本太郎さんが出演された番組「山本太郎が見た福島の現実」をスクリーンに映してみて、福島市からホームステイに来ておられるお母さんに話していただきました。なかなか報道されない事実にみなさん驚いておられたことと、小さい子どもをもつ親の世代が、かなり真剣にこの問題に取り組んでいるということが伝わったと思います。震災後これまで抱えてこられたいろいろな思いが涙として溢れ、なぜ今善興寺におられるのか、その原因を改めて考えさせられました。福島の方々がアイデンティティを保ちながら疎開する「サテライト疎開」が実現できるように何かお手伝いが出来ればと思います。 Continue reading '8月の二十八日講'»