ほとけの子どもの集いへ
7月27日(水)〜28日(木)と「ほとけの子どもの集いin本願寺」に参加するため、土曜学校の生徒、8名が出発しました。高岡教区で50名の参加で、大型バス一台で一路京都へ。若坊守が引率として同行しました。
親鸞聖人750回大遠忌法要の記念行事とあって、全国から大勢のこどもたちが本山に集合します。普段、お寺で学んだことをもって、全国各地のお友達と交流、刺激的な二日間になると思います。帰ってきたら経験したことを8月の土曜学校で発表してもらいましょう。
7月27日(水)〜28日(木)と「ほとけの子どもの集いin本願寺」に参加するため、土曜学校の生徒、8名が出発しました。高岡教区で50名の参加で、大型バス一台で一路京都へ。若坊守が引率として同行しました。
親鸞聖人750回大遠忌法要の記念行事とあって、全国から大勢のこどもたちが本山に集合します。普段、お寺で学んだことをもって、全国各地のお友達と交流、刺激的な二日間になると思います。帰ってきたら経験したことを8月の土曜学校で発表してもらいましょう。
東日本大震災後、ホストファミリー登録をしていました「災害ホームステイ富山」のご縁で、今日、福島市のご家族が一ヶ月のホームステイをしにいらっしゃいました。子どもさんたちの放射能被爆を避けるため、普通の楽しい夏休みを過ごすため、福島から避難されたのです。もう、福島市は子どもたちの住む環境ではありません。原発の事故後、多くのご家族がいろいろな苦悩を抱えて疎開先を探しておられます。でも、受け入れ先の問題や家族の理解の問題、経済的な問題などがあり、実現が難しいそうです。子どもたちに「ここには放射能はないの」と心配させない環境を。思い出深い夏休みのお手伝いをさせていただきます。
猛暑が続きますが、いかがお過ごしですか。夏休み直前の土曜学校が開催されました。子どもたちを見ていると、暑さなんてどこかに吹っ飛んでいきそうなくらいの元気に驚かされます。かつて私もそうだったことを思い出させてもらいました。ジャータカ物語のお話をしました。歌を歌ったり、ステレオゲーム、かき氷マシーンで身も心もクールダウン。来月の夏休みスペシャル土曜学校を楽しみにしていてね。高学年の何人かは、来週の本願寺の少年連盟主催の「仏のこどものつどい」に参加予定。高岡教区からは約50人が参加するそうです。全国のお友達とお念仏の教えに出会うことでしょう。
仏教関係の新聞『文化時報』社より、先日の龍谷大学の研究展示「生死を超える物語」のオープニング式典の際に受けた取材の記事が送られてきました。拡大してご覧下さい。その記事の先に掲載されている原発周辺のご門徒さんが大遠忌法要へ参拝された記事に目を奪われました。どんなお気持ちでこの法要をお迎えになったことでしょう。福島原発の周辺には本願寺派のお寺が10ヶ寺あり、相馬組といいます。多くのご門徒さんやお寺は、200年程前の天明の大飢饉の際、富山県の砺波、南砺地方から移民していかれた方々だと聞いております。その子孫のみなさんが今、原発事故の被害者として避難生活を送っておられる…。富山と富山をルーツにもつ皆さんをつなぐ何かができないものかと考えながら、日々の生活に追わて今に至っております。
総代さんのご縁で二上山にある仏舎利塔「仏石寺」へ行ってきました。曹洞宗のお寺で、先々代のご住職が開かれたお寺です。二上山にある「平和の鐘」は有名ですが、あの梵鐘は、仏石寺の鐘ですから、本来は鐘をついた後、仏石寺にお参りするのが本来のお参りの仕方だと初めて知りました。
本堂には、数多くの石仏が納められており、真宗のお寺とはかなり違う形に興味津々。庫裏の二回には、写経や座禅ができるお部屋がありました。今回の目的は、岩手県へボランティアに行ってこられた副住職さんとお話をさせていただくため。なんと私、若院と同い年でした。曹洞宗の多い東北地方では、多くの檀家さんが亡くなられ、お寺も多数被害を受けられたことや、法務の関係でなかなか現地へいけないもどかしさなどをお聞きしました。
先日の東日本大震災支援コンサートでやなせななさんがご紹介してくださった「まけない!タオル」プロジェクトのお話をしたところ、発案者の三部義道さんのことをご存知だそうで、興味深く聞いておられました。
宗派は異なれど、情報を共有していきましょう、と二上山をあとにしました。