行事が目白押しでしたので、備忘録的に記したいと思います。
午前6時半、話を聞いて帰られるみなさん
8月1日〜3日、「第57回早起き法話会」。京都、福井、大阪のご講師が早朝からお取り次ぎ下さいました。
8月2日、第2回「未来の住職塾」金沢で開催。自分のお寺の良い所を受講生一同と考えました。
8月6日、広島原爆記念日の夜、西本願寺高岡会館で開催された「全戦没者を悼み平和を願う集い2012」にスタッフとして参拝。ドキュメンタリー映像監督の鎌仲ひとみさんのお話をきく。原発事故の伝えられない情報や事実を聞く。テーマは「自分たちで作る いのち優先社会」男はダメとのメッセージをいただく。詳細は高岡教区の教区報8月号をご覧下さい。若院も寄稿しています。 Continue reading 'これまでのまとめ'»
松川第2仮設住宅内の集会所
松川第2仮設住宅の管理人さんのお話
高岡教区の災害救援活動専門委員会(若院は副委員長)で企画した、「東日本大震災高岡教区役職者現地研修」に参加し、再び福島と宮城を訪れました。初日は福島県飯舘村の皆さんが避難しておられ、高岡教区から何度も支援に訪れている松川第2仮設住宅を訪問し、管理人の方から村の現状や仮設住宅での生活についてお話を伺いました。村には戻りたいが戻れない現実と仮設住宅に帰らなければという居場所がどっち付かずの状況の中での複雑な心境を吐露されました。農業と酪農、その他などの複合型の農業を行っていた生活から、 Continue reading '再び福島・宮城へ'»
ニュース
| 仙台別院, 仮設住宅, 原発事故, 塩害, 広畑住職, 復興, 杉岡誠, 東北教区ボランティアセンター, 東日本大震災, 東電, 湯澤義秀, 災害救援活動専門委員会, 相馬組, 福島県, 飯舘村, 高岡教区, 鴫原自治会長
暑い本堂でのお聴聞
猛暑の中、二十八日講が開かれました。福島からのホームステイファミリーは、みんな朝夕に読経をするのが楽しいようで、とくに「願以此功徳…」の回向句が大好きです。ですから今回は回向句についてお話ししました。「願わくは此の功徳を以て 平等に一切に施し 同じ菩提心を発させ 安楽国に往生せん」阿弥陀如来より回向されている身であることをお経の最後にお唱えすることで、他力の信心を差し向けられていることを味わうのです。
それから科学がなぜ東洋で発達しなかったのか、西洋の自然界と人間を分けて考える宗教観がその基礎に大きな影響を与えたこと。そして反原発の偉大な研究者であり、運動家でもあった高木仁三郎さんの視点を紹介し、原子力の人間の手に負えない本質と危険性を今回の事故が起きてしまってもなお、 Continue reading '7月の二十八日講'»
「内部被ばくを生き抜く」チラシ
昨夜、高岡教区の非戦・平和公開学習会の無料上映会が西本願寺高岡会館で開かれました。来る8月6日の「全戦没者を悼み平和を願う集い」の講師、鎌仲ひとみさん(氷見市出身)の最新作「内部被ばくを生き抜く」を鑑賞して講演をお聞きしようという趣旨で実現したものです。4人の医師が語る内部被ばくの知られざる危険性と二本松市にある真宗大谷派の寺院、真行寺の副住職、佐々木道範さんが取り組む子供たちの内部被ばくを避けようとする活動に焦点を当てた内容でした。
現在ホームステイ中のお母さんもメッセージを書いて下さり、子供たちが受けた県実施のホールボディカウンターの結果に不信感を抱いておられます。不検出という結果でしたが、0ベクレルというわけではないとのこと。 Continue reading '内部被ばくを生き抜く上映会'»
すすんで玄関掃除のお手伝い
昨年、福島市から夏休みの間、放射能の影響を避けてホームステイにやってきたご家族が、今年も善興寺にいらっしゃいました。去年は初対面ということもあって、お互いにいろいろと気を使ったりしたこともありましたが、今年はお互いに気楽に、特にお子さんたちがとっても楽しみにやってきて初日から大はしゃぎ。娘の慧子にとっても、同じ年の女の子がいるので兄弟が一気に3人も増えたようなうれしさがあります。
何よりもうれしいのは、小学生のお姉ちゃんの来訪を楽しみにしていた地元中田の同級生の女の子たちが、 Continue reading '今年も福島市からホームステイ'»