トークの様子
2月4日(月)午後7時より「東日本大震災復興支援チャリティートーク&ライブIN高岡」が開催されました。お東さんとのコラボで行われた今回のイベント。いろんな意味で支援のことを問い直させていただいた内容でした。トークの部では、まず真宗大谷派の仙台教区仏教青年会代表の石田悠晃さんがお話しされ、被災地内での被害の差や意識の温度差によるなかで見つめて来られた葛藤を聞かせていただきました。自分自身が問われ、支援のあり方に悩みながら進もうとされる気持ちがひしひしと伝わりました。
次の佐々木道範さんは、福島県二本松市の真行寺副住職で、お寺で経営している幼稚園の除染やお子さんたちの被ばくを避ける活動などについて話され、本当はやりたくないんだけど、 Continue reading 'チャリティートーク&ライブIN高岡'»
ニュース
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北陸中日新聞8月13日付朝刊に掲載
福島市のご家族のことを取材した北陸中日新聞の記事が掲載されました。
記事はここ
「内部被ばくを生き抜く」チラシ
昨夜、高岡教区の非戦・平和公開学習会の無料上映会が西本願寺高岡会館で開かれました。来る8月6日の「全戦没者を悼み平和を願う集い」の講師、鎌仲ひとみさん(氷見市出身)の最新作「内部被ばくを生き抜く」を鑑賞して講演をお聞きしようという趣旨で実現したものです。4人の医師が語る内部被ばくの知られざる危険性と二本松市にある真宗大谷派の寺院、真行寺の副住職、佐々木道範さんが取り組む子供たちの内部被ばくを避けようとする活動に焦点を当てた内容でした。
現在ホームステイ中のお母さんもメッセージを書いて下さり、子供たちが受けた県実施のホールボディカウンターの結果に不信感を抱いておられます。不検出という結果でしたが、0ベクレルというわけではないとのこと。 Continue reading '内部被ばくを生き抜く上映会'»
800人の参加者の会場
さわやかな秋晴れの10/9、富山国際会議場にてシンポジウム「福島」から日本が見える〜原発事故が教えるもの〜が開催されました。実行委員会の方からいただいたポスターやチラシをお寺で掲示していました。ご縁が整って出席することができました。パネラーは元京都大学原子炉実験所助教授の海老澤徹さん、で「安全な原発はあるのか」というテーマの講演、そして作家の広瀬隆さんが、「福島原発事故の真相、広がる放射能汚染の恐怖」と題してお話されました。予想以上に深刻な状態の現在進行形の原発事故の内容に大きなため息がもれ、いのちを脅かす放射性物質の体内被ばくの危険を学び直させていただきました。改めてこの問題を考えていかなければならないという気持ちを持たせていただきましたし、多くの若い参加者、とくにお子さんのいらっしゃるお母さんたちが真剣なまなざしで聞き入って質問していました。食品流通のなかで行われている産地偽装の問題や、事故後、日本の食品中の放射性物質の規制値が海外の規制値をはるかに上回る値であることの危険性等、さまざまな資料を見せていただいて理解を深めました。
講演終了後、個人的に広瀬さんに全国の地方自治体が放射能汚染の瓦礫を受け入れている問題について質問したところ、一番やっては行けないことのひとつで、どうやってやめさせるか、裁判を起しているというお返事でした。とにかく、5年を待たずして多くの人々に健康被害が生じることはもう予測できているし、事実がどう隠蔽されていくかを見続けなければならないでしょう。