
水引工芸で作られた蓮の花
9月のお彼岸明けからご門徒さんの報恩講参りに廻らせていただいております。月参りに行けないお宅には年に一度の報恩講でご縁をつないでいるのですが、お参りに伺うとみなさん、いろいろなおもてなしをして下さいます。今日お伺いしたお宅の床の間には、句仏上人の「もったいなや 祖師はかみこの九十年」のお軸が懸けられており、床の上には、見事な水引でできた蓮の花が飾られていました。水引は、金封から結納の際の宝船などに見られる日本の工芸技術のひとつですが、それを趣味として先生について習われ、三ヶ月かけて完成したものとのこと。あまりの美しさにカメラにおさめてきました。
仏事に臨むお心が溢れていて、 Continue reading '報恩講のお参りで'»

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先日、千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要の前日に開かれた高岡教区主催の第14回「平和を願う集い」でお話しいただいた、福島県飯舘村の善仁寺住職・杉岡誠氏の記事が「仏教タイムス」に掲載されました。とても良くまとめられているのでご一読ください。
棟方志功さんが富山県疎開時代の最後に善興寺で描いていかれた『御二河白道之柵』から生まれた邦楽「白道」を含むCDがこのたび発売となりました。これは、大谷派の坊守さんで作曲家の前田智子さんが善興寺を訪れた際、本堂にある『御二河白道之柵』を見て感動し、生まれた二十五弦箏と尺八の曲です。2008年にはこの曲を含む作品が文化庁の賞を受賞し、それを記念して本堂で「棟方志功を聞く」というコンサートも開かれました。去年はちょうどこの絵が描かれてから60年の記念の年でもありました。
この作品は唐の善導大師が観無量寿経の注釈書に著したたとえ話「二河譬」をモチーフに描かれたもので、前住職が深く関わっているご縁でジャケットのタイトルを揮毫しています。素敵な楽曲ですので、よかったらお求めください。善興寺では法要のときのBGMとして流しています。

お化粧直しをして参道前に立つ親鸞さま
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、さわやかな秋風の吹くお彼岸の中日、「悲しみをご縁として」が開催されました。3回忌までのご家族をご招待して総追悼法要をお勤めした後、法話、車座になってお互いに自己紹介をしていただきました。家族の死の受け止め方はそれぞれ異なり、悲しみが癒えることはないですが、憶い続ける中から気づかされる自分というものがあると仏さまは教えて下さっています。
悲しみに暮れるなかで、これまで知らなかった「あのひと」に再び出会わせいただくはたらきが仏法の中にあると思います。
おはぎとお茶ををいただきながら、いろいろなお話に花が咲いていました。

私はセシル。阿弥陀さまのおそばでみんなが笑顔になるお手伝いをしているの。
本日より、23日まで高岡市中田地区の一大イベント、「中田かかし祭り」が開催されています。今年は善興寺土曜学校の名前で高岡市観光大使のセシルちゃんをモデルにしたかかしを出品しております。昨日の審査の結果、個人の部佳作をいただきました!製作期間が短かった割にはいいものができたと思っています。しかし、肝心の顔が、「セーラムーンみたい」と言われました。なかなか、原画通りに立体の顔を作るのは難しいです。
ちなみにこのセシルちゃんは高岡市観光大使の一員で、高岡大仏をモデルにした「あみたん」、そしてカノンちゃんというかわいいキャラクターみんなで「あみたん娘」と呼びます。新しくなった高岡駅の万葉通りにはこれらのキャラクターの幟が懸けられていて、みなさんをお出迎えしています。あみたんはご存知の通り、 Continue reading '中田かかし祭り出展中'»
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