8月の二十八日講
猛暑の日々も少し落ち着き、気づけば9月を迎えようとしております。8月の二十八日講がお勤まりになり、浄土和讃の「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 光明てらしてほがらかに いたらぬところはさらになし」と「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 仏身もひかりもひとしくて 相好金山のごとくなり」の二首を味わいました。
絵の具の三原色は青、赤、黄で、色を重ねていけばいくほど黒に近づきます。一方、光の三原色は、RGBであらわされるように、青、赤、緑です。これらの光は重ねれば重ねるほど明るくなり白に近づきます。お浄土には、種々の宝でできた蓮の花がいたるところに咲いており、それぞれの花に百千億ものはなびらがあるという。 Continue reading '8月の二十八日講'»
お墓参り
お盆のお墓参りが終わりました。沢山のみなさんがそれぞれご縁のあるお墓でお参りしていかれました。飛鳥家のお墓はお堂の形式で、戦前に17世住職寛徹が建てたと聞いています。しっかりした造りですが、近年このお墓でさまざまな方のお骨を預かってきました。そんな現状からこのたびの合同墓が完成したのです。
合同墓について
少子高齢化社会の到来により、近年、善興寺に寄せられるご相談に「私が死んだら、仏壇やお墓をどうすればよいでしょうか。」とか「私の代で家が絶えるので、合同で納骨できるお墓を建てて欲しい」、「お骨をお寺で預かってもらないか」などという内容が増えてきました。
実際に、もうすでに将来を見据えてお墓を解体され、ご先祖の遺骨を善興寺に預けられた方々もいらっしゃいます。このようなご要望にお応えするため、2013年夏、善興寺墓地内に合同墓を建設いたしました。
いのち終えた後、ともにお浄土でお遇いする浄土真宗のみ教えにも適ったお墓の形と考えます。将来のことを見据えたお墓のあり方としてご使用いただければと存じます。遠方の方からもお問い合わせあり、将来的なお墓のあり方の一つとしてご提案させていただきます。 Continue reading '合同墓について'»
夏休みサマースクール2013

カラフルな参拝者のはきもの
8月6日(火)に土曜学校の拡大版「夏休みサマースクール2013」が開催されました。子供たちは元気です!今回のお話は「広島の原爆について」でした。日本が戦争をしていた事すら知らない平成生まれたち。写真を見せて仏さまの願いをお話ししました。境内であそうぼう!チェックポイントゲームでは、難しい問題もあったり、チーム毎に頭を抱えて考えていました。蝉の抜け殻を集める課題では、60個以上集めてくるチームもあり、境内で鳴く蝉のいのちの多さに驚かされました。昼食は今回、普通のカレーとインドカレー、そしてご飯とナンを用意。ナンはそれぞれが自分で伸ばして焼いて食べました。おいしかったー!以下写真でお伝えします。 Continue reading '夏休みサマースクール2013'»