少子高齢化社会の到来により、近年、善興寺に寄せられるご相談に「私が死んだら、仏壇やお墓をどうすればよいでしょうか。」とか「私の代で家が絶えるので、合同で納骨できるお墓を建てて欲しい」、「お骨をお寺で預かってもらないか」などという内容が増えてきました。
実際に、もうすでに将来を見据えてお墓を解体され、ご先祖の遺骨を善興寺に預けられた方々もいらっしゃいます。このようなご要望にお応えするため、2013年夏、善興寺墓地内に合同墓を建設いたしました。
いのち終えた後、ともにお浄土でお遇いする浄土真宗のみ教えにも適ったお墓の形と考えます。将来のことを見据えたお墓のあり方としてご使用いただければと存じます。遠方の方からもお問い合わせあり、将来的なお墓のあり方の一つとしてご提案させていただきます。 Continue reading '合同墓について'»
お知らせ
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カラフルな参拝者のはきもの
8月6日(火)に土曜学校の拡大版「夏休みサマースクール2013」が開催されました。子供たちは元気です!今回のお話は「広島の原爆について」でした。日本が戦争をしていた事すら知らない平成生まれたち。写真を見せて仏さまの願いをお話ししました。境内であそうぼう!チェックポイントゲームでは、難しい問題もあったり、チーム毎に頭を抱えて考えていました。蝉の抜け殻を集める課題では、60個以上集めてくるチームもあり、境内で鳴く蝉のいのちの多さに驚かされました。昼食は今回、普通のカレーとインドカレー、そしてご飯とナンを用意。ナンはそれぞれが自分で伸ばして焼いて食べました。おいしかったー!以下写真でお伝えします。 Continue reading '夏休みサマースクール2013'»
8月1日、福島県双葉町の光善寺副住職、藤井さんのお話
遅ればせながら早起き法話会の報告です。今年で58年目を迎える早起き法話会ですが、各地の布教使さんたちをお招きし、それぞれの視点から仏法のよろこびをお聞きしました。
初日の藤井さんは、福島第一原発の立地している双葉町の出身で、お寺は原発から3㌔しか離れていません。ですから現在もいわき市で避難生活を続けておられます。震災発生時のお話や事故当時のこと、避難生活でのご苦労をお聞きいたしました。
支援活動を通して震災初年よりおつきあいをさせていただいて、今回来ていただく事が実現いたしました。ちなみに藤井さんのお寺光善寺さんは初代が高岡市麻生谷の西光寺から相馬へ移民されたお寺です。 Continue reading '第58回早起き法話会'»
玉入れに熱中のみんな
快晴の土曜日、今月の土曜学校が開催されました。お参りのあと、棟方志功さんの『御二河白道之柵』のお話を図解しながらしました。意外に長い話でもこの絵のはたらきで子供たちのこころにストレートに伝わるのだと新鮮なかんじを受けました。ゲームは昔熱中した「震源地」そしてシンプルな玉入れ合戦をチーム対抗で行った所、盛り上がる盛り上がる。子供たちを熱中させるスイッチは大人のそれとは異なることを思い出させてもらいました。いよいよ来週から夏休み。ケガのないように楽しんでね。次回は8月の上旬の予定です。
折井着色所のいろんな色
高岡の伝統産業青年部(40歳以下)のみなさんが、高岡銅器を中心に高岡の伝統産業について知ってもらおうと全国に呼びかけて開催されている「高岡クラフツーリズモ」という旅行に参加してきました。今回は仏具や仏像を作っている工場を訪問し、どのような工程で銅製品ができるのか、見せていただき、いろいろなことを教えていただきました。
普段、お寺や仏壇では、使ったり、拝んだりしている仏具について知らないことばかり!僧侶こそこんなツアーに参加して、仏教の世界観を荘厳する職人の技を知るべきだと思いました。全国からいろんな職種のみなさんが参加されていて、交流でき刺激的な一日でした。これからも企画されるということで、楽しみです。鋳物の型の種類や作り方の発想は、 Continue reading '高岡クラフツーリズモに行ってきました!'»