高岡市の伝統産業の青年部の皆さんや、市役所の職員さん、南砺市の井波彫刻の職人さん、保育園の保護者のみなさん、そして地元のみなさんなどにお声掛けをして、「善興寺と棟方志功に親しむ会」という催しが開かれました。高岡市に位置する善興寺ですが、旧東礪波郡の地域だったことの歴史や文化があまり知られていないことや、奈良時代に創建されたという歴史、砺波平野に東大寺荘園があったことなど、現在の行政の枠を離れて理解しなければ分らないことが沢山あるというようなことを善興寺の歴史をご紹介する中でお話しさせていただきました。 Continue reading '善興寺と棟方志功に親しむ会'»
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そば打ち道具や食材を詰め込み出発
昨年に引き続き、今回で三回目となる福島県南相馬市へのそば打ちボランティアに行ってきました。昨年と同じく、南相馬市鹿島区にある小池長沼仮設住宅を訪れ、避難中のみなさまに富山のひきたて、打ちたて、茹でたてのそばを召し上がっていただきました。本願寺派高岡教区の第14次支援隊として11名が参加し、富山そば研究会のみなさんが中心となって仮設住宅の集会場で準備し、多くのみなさまに来ていただきました。 Continue reading '南相馬そば打ちボランティア'»
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『御二河白道之柵』の解説をする若院
さる10月23日、倉敷市と富山市の交流会の参加者ご一同が来寺され、善興寺と棟方志功の関係について学びを深めていかれました。富山市東岩瀬にはかつて繊維会社の倉敷レーヨン(現クラレ)がありました。社長の大原総一郎氏が、太平洋戦争後、日本の復興の一大事業として、社運をかけて製造を始めた繊維ビニロンの生産拠点の一つとして昭和25年に開業したのです。そのときに買収した北前船廻船問屋の森家(現富山市文化財)を「晏山寮」と名付け、宿舎として愛用していました。
福光に疎開していた棟方志功ともそこで親交を深め、大原氏が愛読したニーチェの『ツァラトストラ』の冒頭の文句が刷られた版画などが生まれました。富山でのこのご縁を訪ねる交流会として、近年倉敷市と富山市の有縁のみなさんが交流されています。 Continue reading '富山・倉敷交流会のみなさん来寺'»
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束石が崩れ、木材が腐食し、モルタルが剥落していた
本堂南側の柱を支える束石が長年の経年変化で砕け、風雪や風雨に晒されてきた束材も朽ちてきたことから、中央委員会でも協議され、改修工事をすることになり、このたび新しく整備されました。本堂の大屋根から落ちる雨が撥ねて材木にあたり、腐った部分もあったため切断し、束石を高いものにして、雨の影響を受けない形になりました。また、モルタルで仕上げられていた基礎の表面部分もすべて剥がし、束石を包むようにコンクリートで固めていただきました。 Continue reading '本堂南側改修工事'»

講師の田口孝夫さんから届いた絵手紙
9月13日、棟方志功さんの祥月命日に開催された絵手紙の愛好家による「第5回志功にどっぷり」。そのスタッフの皆さん方が本堂に集い、全国の参加者のみんさまから届いた絵手紙を一同に披露する会が開催されました。最初の会場が善興寺だったご縁もあり、色とりどりの感動が描かれたお礼状を一枚ずつ鑑賞し、当日のことを振り返っておられました。 Continue reading '絵手紙の披露会'»