
今日のお斎です。
5月から11月の間の5回、毎月28日に勤まります、善興寺28日講が今年もはじまりました。親鸞聖人のお誕生日が、5月21日ということで、毎年5月28日は「親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)」をお勤めしています。今日のお話のテーマは「四十八願のおもい」。前住職の「第44回仏教伝道功労賞受賞」にちなんで、仏教伝道協会の創立者・沼田惠範さんのことやミツトヨのことをお話しました。四十八願の内容すべてを理解するのは難しいけれど、阿弥陀仏の本当に願っていらっしゃることは、「みんなを浄土に生まれさせ、仏にしたい」という第18願の内容をお話ししました。正午から当番のおばさんたちがお斎(精進料理)を作られ、おいしくいただきました。正信偈をお勤めして、お話を聞いて、お斎をいただく。なんとすばらしい行事だと思います。みなさんも28日講へお参りしませんか。来月は、6月28日(月)午前10時30分からです。


今日の午後、土井由三さんが来寺されました。土井さんは、元小杉町長で、現在、富山国際大学の講師をされています。また、来る6月17日に射水市のアイザック小杉文化ホール ラポールで開催予定の「アフガンに命の水を〜ペシャワール会 中村哲 医師26年間の現地報告〜」講演会の主催者代表をされています。善興寺ダーナ基金も共催としてこの講演会をサポートすることになったため、わざわざ足を運んでくださいました。ペシャワール会は、パキスタンやアフガニスタンで医療活動や水源確保事業、農業支援活動など、戦争や貧困のために苦悩に直面している人々を支える活動を長年行ってきたNGOです。中村哲さんは、ハンセン病の専門医として現地で活動をしてこられましたが、支援者が増え、現地職員が約300人、12000人の会員で活動する組織に成長しました。2年前には日本人とアフガニスタン人スタッフがダリバーンに拉致され、日本人メンバーが殺害されるというショッキングな事件を覚えておられる方も多いと思います。最近では、全長25キロメートルにも及ぶ灌漑用水を完成させ、「緑の大地計画」を進めて、アフガニスタンの人々に大きな影響を与えています。国内でもなかなかお会いできない方です。みなさんもぜひ足をお運びいただき、中村哲さんのお話を聞きにいきましょう。
門信徒会の中央委員会、ならびに役員総会のご案内をお送りいたしましたが、曜日を間違えておりました。誠に申し訳ございません。土曜日ではなくて、日曜日の午後ですので、ご来寺の際はお間違えのないようお願い申し上げます。なお、前住職の祝賀会も総会の後に開催されます。
明日の夕方6時30分から本堂にて、あさっての中田仏教会主催「花まつり」でまく、チューリップの花びらちぎりをします。砺波では現在、「チューリップフェア」が開催中ですが、砺波のチューリップ農家さんたちは、来年の球根収穫のため、見事に咲いた花を刈り取り、捨ててしまうのです。これはもったいない!ということで砺波のご住職にお願いして近年、大量のチューリップのお花をいただいています。ぜひ、ご参加下さい。ただし、花粉で指先は真っ黒になります。

毎年恒例の「中田仏教会」(中田地区6ヶ寺)主催の花まつりが今年も開催されます。5月1日です。善興寺で集合し、おしゃかさまの誕生像を背中に乗せた白象を、近所の葬祭会場セレミューズ中田までみんなでひいていきます。前日には砺波のチューリップ農家さんからいただく色とりどりのチューリップの花から花びらをちぎり、当日大空めがけて散華します。快晴だととっても美しいです。皆さんも参加してみませんか。
チラシです。
