馬場昭道さん
ご案内の通り、帰真慶讃法要が勤修され、今回は千葉県我孫子市より馬場昭道さんをお招きしました。前住職が30年程前に仏教伝道協会のシンガポール・台湾旅行に参加した時、馬場さんも同行されたそうで、昨年の俳優・森繁久彌さんのお葬儀で導師をつとめられたとの記事がご縁で今回きていただけることになりました。
24年前に裸一貫で我孫子市に都市開教へ入られたご苦労話やふるさと宮崎のお父さんをはじめ、幼少の頃より出会われたお念仏者にお育てをいただいた思い出話など、現在の馬場さんを成り立たせている逸話をユーモアたっぷりにお話し下さいました。
千葉に出られてからは、毎日新聞の記者、佐藤健さんとの出会いや映画監督の松林宗恵さんとの親交、そして、なぜ森繁久彌さんのお葬儀の導師をつとめられたのかなど、馬場さんからしかお伺いできないエピソードにみんな目をキラキラさせながら聞いていました。
「一子地」という親鸞聖人の教行信証のお言葉を紹介され、だれもを平等に大事にする生き方をされた松林さんや森繁さんのお人柄をしのびました。
お話の最後にみんなで次のことばを読み、お念仏を称えたとき、深い大きなはたらきをともに感じたご縁でありました。
ここにいますを佛という
つねにいますを佛という
ともにいますを佛という
この佛を南無阿弥陀仏という
このいわれを聞いてよろこぶを信心という
となえてよろこぶを念仏という
南無阿弥陀仏…
かもん会のみなさんとの談合
今日のお斎です。
5月から11月の間の5回、毎月28日に勤まります、善興寺28日講が今年もはじまりました。親鸞聖人のお誕生日が、5月21日ということで、毎年5月28日は「親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)」をお勤めしています。今日のお話のテーマは「四十八願のおもい」。前住職の「第44回仏教伝道功労賞受賞」にちなんで、仏教伝道協会の創立者・沼田惠範さんのことやミツトヨのことをお話しました。四十八願の内容すべてを理解するのは難しいけれど、阿弥陀仏の本当に願っていらっしゃることは、「みんなを浄土に生まれさせ、仏にしたい」という第18願の内容をお話ししました。正午から当番のおばさんたちがお斎(精進料理)を作られ、おいしくいただきました。正信偈をお勤めして、お話を聞いて、お斎をいただく。なんとすばらしい行事だと思います。みなさんも28日講へお参りしませんか。来月は、6月28日(月)午前10時30分からです。
役員総会の様子
本日、午後1時より中央委員会と役員総会が開催され、一年の行事や会計について審議されました。その後、さる3月18日に前住職が(財)仏教伝道協会から仏教伝道功労賞という賞をいただいた記念の祝賀会が門信徒会主催で開催されました。約80名の方の参加をいただき、みなさんでお祝いいたしました。これまで前住職がどのような活動を続けてきたか、初めて知った方々もおられたようですが、孫の私は、「オタク」の先駆者的な人物が社会的評価を得たのだと思っています。仏教音楽の関係楽譜、著書、音源などを長年収集してきたこと、そしてそれらを体系的にまとめ、時系列に年表にまとめたことが今回の受賞の主な理由でしょう。前住職は、挨拶の中で、「さまざな仏教音楽関係者が成し遂げられた功績をまとめただけ」「ガンを患ったが、医療のおかげで現在までの長寿をいただいた幸せ」が今回の受賞に結びついたと、感謝の念を伝えていました。門徒さんたちの温かいお気持ちがひしひしと伝わるハートウォーミングなひと時でした。お忙しい中ご出席いただいた皆様、お祝いしていただきありがとうございました。
祝賀会 会長挨拶
祝賀会参加者の皆さん
お祝い贈呈
花束贈呈
前住職挨拶
乾杯の音頭
記念品の説明
仏教伝道協会からの贈呈品等の紹介
お祝いの言葉
お祝いの言葉
いただいた銀杯で