仙台市の中心地に位置する仙台別院
26日夜から29日夜の間、宮城県と岩城県の被災地へ災害ボランティアに行ってきました。高岡教区の若はんたち3名といっしょにのべ1700キロを走って。そのなかで被災地の現実を見聞きし、ボランティア活動を通して多くのことを学びました。27日は、朝から多賀城市ボランティアセンターへ高岡教区五位組のメンバー5名といっしょに赴き、私たちのチームは地元の女性ボランティア2名と合同チームで市内のとんかつ屋さんへ。私たちは駐車場に集められたがれきと土砂のかき出しを彼女たちは店内の清掃。お店の方から当時の大津波の体験談等をお聞きしました。 Continue reading '災害ボランティア'»
常備薬を箱に詰める作業
いよいよ明日の出発に向け、支援物資の準備をしました。数種類の常備薬を袋詰めし、みなさんに分けられるように箱詰めをしました。高岡市は、「支援物資つなぎボランティア」という活動をしていて、被災地へ市に寄せられた物資を届けることで高速料金とガソリン代の助成をしてもらえます。おむつや水、傘などを選ばせていただきました。また、市役所で市長から「災害時派遣等従事車両証明書」を発行していただき、安心して現地へ向かうことができるのです。明日は高岡教区の若院4人で仙台に向かいます。また、現地での報告をしたいと思います。
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雨に濡れる枝垂れ桜
ご縁が整って、4月26日〜29日の間、東北へ災害ボランティアに行くことになりました。本願寺派の仙台別院にある東北教区災害ボランティアセンターに登録し、現地の活動に参加します。
晴天のもと参拝者で賑わう境内地
4月9日(土)〜10日(日)高岡教区若神組の団体参拝で本山本願寺での親鸞聖人750回大遠忌法要に参拝してきました。東日本大震災の発生により法要の延期などが議論された中で、被災者のみなさんの苦しみや痛みを宗門あげて共にしていこうという内容の法要として勤められました。参拝の皆さんも9日は、比叡山延暦寺に参拝し、千日回峰行を満行された阿闍梨さんのお話を伺い、天台宗と浄土真宗との違いを味わさせていただきました。次に大谷本廟へ参拝。ご門徒の納骨にお参りし、宿泊先へ。満開の桜が私たちを迎えてくれました。
10日午前10時からの大遠忌法要に参拝。御影堂は3500人が椅子席で一度にお参りできるよう、 Continue reading '本願寺 親鸞聖人750回大遠忌法要へ'»
これまでいろいろな情報を各方面からお聞きしてきましたが、報道などで知らされる内容と、現実の被害状況には隔たりがあるようです。本願寺派の北海道教区の青年僧侶のみなさんが震災後早々と仙台入りし、現地の情報を収集して規模の小さい避難所を回ってさまざまな支援活動をされています。
北海道青年僧侶協議会ブログ
また、本願寺派東北教区の被害状況が少しわかる
ホームページも立ち上がりました。
富山では、新聞やTVなどで報道されましたように、南砺市からは200年以上前に県西部から多くの人が移民した南相馬市へ災害派遣隊が出され、現地のみなさんと今後の支援ついて話し合われたようです。現地でニーズのある子どもの玩具や絵本などを少し集めて持っていっていただきました。
「災害ホームステイ富山」の情報はまだ具体的には入っておらず、いつごろいらっしゃるのか、調整が難しいようです。現地の方にしてみれば、知らない遠方の地に来られるということはとても大変なことだと、自分の身に引き当ててみてもそう思います。
まだまだ混乱の時間が続くと思いますが、毎日関心を持ちながらできることを考えていきたいと思っています。