中陰壇のコスモスや梅干し
昨日、8月10日は、前坊守の満中陰でした。お盆の近くということで、家族だけで法要を勤めました。あの悲しい別離から早、49日がたちました。前住職は毎日出歩かず、淡々と悲しみを味わって過ごした日々でした。住職は、喉の病気のため、現在も治療中。9月から戻ってくる予定です。行事も例年通り行い、福島市からご家族がホームステイに見えられ、いろいろなことを経験した期間でありました。中陰壇には、前坊守の好きだった秋桜と、前坊守が得意で若坊守と慧子が習って作った梅干しが供えられ、在りし日を偲びました。いろいろな方からお供えやお心づくしをいただき、感謝申し上げます。
さて、福島市からのご家族は、 Continue reading '満中陰とお別れ'»
本願寺の参拝についての感想
火曜日ですが、8月の土曜学校を開催しました。いつもより長い時間をかけ、お昼までみんなですごしました。お勤めのあと、「白い鼠と黒い鼠」のお話を聞いて、仏様から見える僕たち私達の姿を考えました。その後、先月末に本願寺の「仏の子どもの集い」に参加したみんなから、写真を見つつ、参加した感想をのべてもらいました。
つづいて、5班に分かれ、境内をつかったウォークラリー大会。お寺に関するクイズや、スポーツリクリエーション、ゲームなど、各グループで力を合わせてチェックポイントをクリアしていきました。
お昼は、牛乳パックをつかって調理する「ホットドッグ」に挑戦。アルミホイルで包んだパンとソーセージが見事に熱々のホットドッグに変身し、ケチャップとマスタードをつけておいしくいただきました。
おなかもふくれたところで、休憩時間に入ると、自然に鬼ごっこが始まります。本堂内を全力疾走で走る子どもたちの元気な姿に暑さも忘れるさわやかさをひと時の間感じました。
最後にみんなでぞうきんを絞って縁板や階段、欄干などをきれいにふきました。午後からのプールやら友達との予定やら忙しいスケジュールのなか、みんなようこそのお参りでした。
福島の子どもたちと戯れる岡本さん
門信徒会のイベント部のみなさん、中田仏教会のみなさんに呼びかけて、福島市からのご家族との交流会をもちました。始まりは、あいにくの雨(土砂降り)でしたが、みなさんのご協力のもと、車庫と庫裏を使ってバーベキューをしました。子どもたちはお互いに協力して準備し、おじちゃん、おばちゃんたちはやきとりや鉄板焼きを担当。明日の「早起き法話会」の講師、岡本法治さんも広島から到着され、一緒にバーベキューを通して原発の問題について考えさせていただきました。
子どもたちって不思議だなと思います。自然に秩序が出来上がって、遊びはじめる様子を眺めながら、大人が学ばなければ…と感じました。
明日、8月1日〜3日、早朝5時より「第56回早起き法話会」の開催です。お誘い合わせてお参りください。
お母さんの声に耳を傾けるみなさん
今日は、福島市の現状を参拝のみなさんに少しでも知ってもらおう!と、インターネットの投稿サイトから俳優の山本太郎さんが出演された番組「山本太郎が見た福島の現実」をスクリーンに映してみて、福島市からホームステイに来ておられるお母さんに話していただきました。なかなか報道されない事実にみなさん驚いておられたことと、小さい子どもをもつ親の世代が、かなり真剣にこの問題に取り組んでいるということが伝わったと思います。震災後これまで抱えてこられたいろいろな思いが涙として溢れ、なぜ今善興寺におられるのか、その原因を改めて考えさせられました。福島の方々がアイデンティティを保ちながら疎開する「サテライト疎開」が実現できるように何かお手伝いが出来ればと思います。 Continue reading '8月の二十八日講'»
本堂の阿弥陀さまに出発のご挨拶
7月27日(水)〜28日(木)と「ほとけの子どもの集いin本願寺」に参加するため、土曜学校の生徒、8名が出発しました。高岡教区で50名の参加で、大型バス一台で一路京都へ。若坊守が引率として同行しました。
親鸞聖人750回大遠忌法要の記念行事とあって、全国から大勢のこどもたちが本山に集合します。普段、お寺で学んだことをもって、全国各地のお友達と交流、刺激的な二日間になると思います。帰ってきたら経験したことを8月の土曜学校で発表してもらいましょう。