揮毫60年を迎えた『御二河白道之柵』
今日、11月7日は、棟方志功画伯が、善興寺で『御二河白道之柵』を描かれてちょうど60年という記念すべき日となりました。不思議なご縁で本願寺では、今日のこの日、箏と尺八の邦楽演奏会が行われ、この絵画から生まれた曲「白道」が御影堂にて奉納演奏されたのでした。また、北日本新聞の追憶ありし日のコーナーには、前坊守の記事が掲載され、記者の書かれた文章を通して改めて偲ばせていただきました。庫裏の前では、ご門徒さんから寄進された庭石を使って石組みの庭が作られており、報恩講までにその姿が整えられます。報恩講の二日目、15日(火)午前には、前住職が『御二河白道之柵』についての記念法話を行います。いろいろなご縁が結び合わされていく不思議に、ただただお念仏申すばかりの日でした。
作庭中の庫裏前
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門信徒会会報『可問』121号が発行されました。今回は報恩講のご案内が中心ですが、いろんな方々の記事も掲載しています。とくに来年の御正当報恩講の参拝募集や相馬へ富山米をお届けするプロジェクトの案内などが載っています。さっそく農家のご門徒さんからお米についての質問を受けました。皆さん、報恩講にお参りしましょう。
福島第一原発の周辺地域は東北教区相馬組といい、全10ヶ寺中7ヶ寺が避難生活を余儀なくされています。その僧侶、門信徒の初代の多くは、私達の暮らす高岡教区内から約200年前に移り住まれた方々です。このプロジェクトは、浄土真宗本願寺派高岡教区から耕作放棄地となった相馬の皆さんへ富山米を届け、深いつながりをみつめるものです。ご協力をお願い申し上げます。詳細はチラシをご覧下さい。
小雨が降る日曜の午後、「本堂をまもる会」が開催され、多くのみなさまのご参加で本堂がピカピカになりました。おつかれさまでした。報恩講でお会いしましょう。
本堂に集合
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昨年の本堂をまもる会の様子
来る10月30日(日)午後1時30分より、毎年恒例の本堂清掃のつどい「本堂をまもる会」が開催されます。外陣や外周りの清掃、仏具磨きなどを参加者のみなさんのご奉仕で行います。きれいになった本堂でお迎えする報恩講法要は、門信徒みんなでお勤めしているという雰囲気が生まれます。ご多用とは存じますが、軽装にてお気軽にご参加いただきますようお願い申し上げます。
と き 10月30日(日)
午後1時30分〜3時30分
ところ 善興寺本堂
もちもの 軽装で軍手、ぞうきんなど