会場案内
ご案内の三島霜川朗読会が開催されました。お天気にも恵まれ、県内遠近各地から大勢のご参加。「ふみの会」のネットワークの広さを感じました。三島家の菩提寺ということで善興寺を会場に選ばれたのですが、若院も本格的に作品を読んだのはこれがはじめて。『水郷』では、明治の中田の自然が本当に活き活きと描写されていて、蛍の輝きのなかにそのままタイムスリップしたような気になりました。『埋もれ井戸』では、当時の人間関係の雰囲気や、心の描き方が緻密で自然を通して機微を感じる作品でした。三島霜川さんは本当に心の細やかな方だったのでしょうね。
Continue reading '朗読会 三島霜川を読む'»
16日付北日本新聞朝刊の文化欄
まだまだと思っていました帰真慶讃法要もいよいよ明日となりました。北日本新聞の文化欄に告知記事が掲載され、電話での問い合わせもあったようです。
お天気が心配ですが、一年に一度、お掛けする阿弥陀さまを拝みに、そして松本圭介氏のお話を聞きにいらして下さい。皆様のご参拝お待ち申し上げます。
揮毫60年を迎えた『御二河白道之柵』
今日、11月7日は、棟方志功画伯が、善興寺で『御二河白道之柵』を描かれてちょうど60年という記念すべき日となりました。不思議なご縁で本願寺では、今日のこの日、箏と尺八の邦楽演奏会が行われ、この絵画から生まれた曲「白道」が御影堂にて奉納演奏されたのでした。また、北日本新聞の追憶ありし日のコーナーには、前坊守の記事が掲載され、記者の書かれた文章を通して改めて偲ばせていただきました。庫裏の前では、ご門徒さんから寄進された庭石を使って石組みの庭が作られており、報恩講までにその姿が整えられます。報恩講の二日目、15日(火)午前には、前住職が『御二河白道之柵』についての記念法話を行います。いろいろなご縁が結び合わされていく不思議に、ただただお念仏申すばかりの日でした。
作庭中の庫裏前