中田かかし祭り出展中

By , 2012年9月21日 6:44 pm

私はセシル。阿弥陀さまのおそばでみんなが笑顔になるお手伝いをしているの。

本日より、23日まで高岡市中田地区の一大イベント、「中田かかし祭り」が開催されています。今年は善興寺土曜学校の名前で高岡市観光大使のセシルちゃんをモデルにしたかかしを出品しております。昨日の審査の結果、個人の部佳作をいただきました!製作期間が短かった割にはいいものができたと思っています。しかし、肝心の顔が、「セーラムーンみたい」と言われました。なかなか、原画通りに立体の顔を作るのは難しいです。

ちなみにこのセシルちゃんは高岡市観光大使の一員で、高岡大仏をモデルにした「あみたん」、そしてカノンちゃんというかわいいキャラクターみんなで「あみたん娘」と呼びます。新しくなった高岡駅の万葉通りにはこれらのキャラクターの幟が懸けられていて、みなさんをお出迎えしています。あみたんはご存知の通り、 Continue reading '中田かかし祭り出展中'»

千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要

By , 2012年9月20日 10:25 pm

千鳥ヶ淵戦没者墓苑に荘厳された仏前

9月18日(火)午後1時30分〜東京の千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて、本願寺主催の全戦没者追悼法要に高岡教区の参拝団とともにお参りしてきました。この法要は満州事変のきっかけとなった「柳条湖事件」の起きた9月18日に毎年勤修されているもので、国内外の太平洋戦争によって亡くなった戦没者を敵味方区別なく追悼すると同時に、本願寺が、親鸞聖人の教えに背き、仏法の名の下で戦争に積極的に協力していった過去の事実を見つめ続け、仏祖の前に慚愧することを目的とするものです。

高岡教区は、その法要の前日に法要の意義を深めるため、「平和を願う集い」を過去13年にわたり主催してきました。今年は、福島県飯舘村の善仁寺住職、杉岡誠氏に「原子力災害の今」と題したお話を伺いました。杉岡氏は Continue reading '千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要'»

9月の土曜学校

By , 2012年9月16日 12:16 am

金属供出によって代替えの蝋燭立て(コンクリート製)香炉や花瓶も残っています。

毎日いろんなことが起きていますが、なかなかパソコンの前に座ることができません。それにしてもいつまでも暑いですね。今日は土曜学校が開催されました。お参りのお話の中でコンクリート製の蝋燭立てをみんなに見せながら、戦時中の金属供出についてお話ししました。善興寺も仏具や梵鐘が供出されて戻ってきませんでした。みんなのいのちを平等に見つめて下さる阿弥陀さまの願いに大きく反し、人を殺す道具にしてしまった歴史は、戦争を知らない若い世代こそ語り継がなければならない大事なことだと思います。 Continue reading '9月の土曜学校'»

Over the Rainbow

By , 2012年8月31日 3:50 pm

二重のRainbow

厳しく張りつめた暑さを優しく宥めるかのように大地を潤す雨が降りました。その後、空を見上げると本堂の甍から新しい季節の幕開け、ともいうような美しく大きな虹が東の空にかかっていました。自然の作り出す神秘的な世界にしばし心を奪われ、「非戦・平和学習会」に赴きました。

8月の二十八日講

By , 2012年8月29日 12:30 am

連日の暑さで疲れた体に染み渡る地元野菜の精進料理

二十八日講がお勤まりになりました。今日は「インターネット社会の仏教」と題し、スクリーンに投影されたパソコンの画面を見ながら「インターネット」とは何か、とか、仏教界はどのようにインターネット社会で活動しているか、について紹介させていただきました。参拝のみなさんの約半数がインターネットとは何か、聞いたことはあるが、見たこともないというみなさんでしたので、まず、概念を紹介。そして善興寺のホームページの内容から、本願寺やアメリカの真宗関係のサイトなどを実際に見てもらいました。

お話ししていて感じたのは、インターネットのことが分かっている人の世界観と、全く知らない方の世界観は全然違うのだということです。同じ時間と空間に生きているけれども、すでに知った私たちにとってそれを「知らない」方の世界観は理解できないのではないかと、説明しながら思いました。それは仏教の世界観を知ってお念仏を称えているひとと、 Continue reading '8月の二十八日講'»