9・10月の土曜学校

By , 2014年10月5日 11:27 am

IMGP3233 9月の土曜学校は、お参りのあと、みんなで 本願寺の書道展に出品する作品を書きました。本堂に大きなブルーシートを広げ、2年生は「じひ」4年生が「受けつぐ」5年生が「伝える力」を毛筆でのびのびと書いていました。お話は「慈悲」について。阿弥陀さまのアミターユス(無量寿)、アミターバ(無量光)のはたらきを仏教讃歌「ひかりあふれて」から味わいました。

10月の土曜学校は、仏参のあと、現在本堂の後堂床下の修復工事中なので、なかなか見ることのできない、本堂の縁の下を見学。無数の柱や束が本堂を支えていることを子供たちは初めて見ました。

本堂に戻って、お釈迦様がされたという「三重の楼」(下記参照)のお話をして、 Continue reading '9・10月の土曜学校'»

若神組連研交流会

By , 2014年9月29日 8:58 pm

IMG_0971素晴らしい秋晴れの日、善興寺が所属する若神組の第12期連続研修会(連研)の第6回交流会が開催され、受講者や門徒推進員、僧侶のみなさんとともに南砺市方面へ日帰りバスツアーに行ってきました。善興寺→照圓寺→西蓮寺の順番で参加者をお迎えし、一路五箇山の平村方面へ。最初の目的地は、大谷派の称名寺さま。このお寺には本願寺第八世門主の蓮如上人が比叡山から弾圧を受けた際、親鸞聖人の御木像の真影さまを三井寺に預けたものの、山科本願寺が完成した際に返してもらえず、「生首を二つ持ってきたら返す」という無理難題を提示されます。そのとき身代わりにご自身で彫られた御真影が安置されているお寺です。滋賀県堅田の源右衛門、源兵衛という篤信の親子が、その話を聞き、父が息子の首を撥ね、三井寺に参上し、「もう一つは私の首を」といって御真影さまは返還されたのです。 Continue reading '若神組連研交流会'»

悲しみをご縁として

By , 2014年9月25日 11:54 am

DSC_0111お彼岸の中日にあたり、毎年3回忌までのご縁をもたれたご家族をお招きして、総追悼法要ならびに懇親のひとときをもつ「悲しみをご縁として」が開催されました。法名を持参され、追悼法要をお勤めしたあと、法話を聞いて、亡き方を偲ぶ座談会があります。各ご家族ともお別れになった方を思い出し、涙を流しながら語られる姿が胸を打ちました。僧侶は読経をし、法話をする立場なので、なかなかご遺族のお気持ちや思いに接することが少ないなか、この行事で聞かせていただく一言一言に耳を傾ける大切さを教えていただきました。 Continue reading '悲しみをご縁として'»

第5回南砺で志功にどっぷり

By , 2014年9月14日 8:19 pm

写真 5棟方志功画伯ゆかりの地、南砺市をたずね、絵手紙のたのしさを学ぶツアー「志功にどっぷり」の第5回が開催され、最初の会場として善興寺が選ばれました。これは4年前の2010年9月、第1回開催の終了後、日本絵手紙協会の専任講師の田口孝夫さんが来院されて本堂の『御二河白道之柵』をご覧になり、感応された田口さんが一気に写して行かれたことに端を発します。そのときのことが強烈に印象にあったので、今回の第5回の会場の一つとして善興寺を選ばれたのでした。

全国各地から80人近くのみなさんが大型バス2台でお越しになられました。折しも9月13日は棟方志功さんの祥月命日。善興寺の略伝から前住職の棟方志功さんとの邂逅や交流のエピソード、 Continue reading '第5回南砺で志功にどっぷり'»

イラクNGO代表緊急来日講演会

By , 2014年9月14日 7:33 pm

IMG_0943今、世界中で話題の「イスラム国」(ISIS)の破壊活動によってシリアとイラクの人々が家を追われ、多くの犠牲者が生まれていることはご存知のことと思います。今回、イラク国内で発生している避難民を救援するための支援を呼びかけに、イラクのNGO団体「イサーン」の代表、アリーさんが緊急来日。砺波市の真光寺さんを会場に昼と夜、二回の講演会が開催されました。

イラク人の方から直接現地のお話を伺うことはなかなかできない中、善興寺とも縁の深い、日本国際ボランティアセンター(JVC)の谷山由子さんからお話をいただき、有縁の方に呼びかけて実現した会です。 Continue reading 'イラクNGO代表緊急来日講演会'»