10月7日に本願寺で行われた「西本願寺音舞台」が文化の日11月3日、午前9時55分〜10時50分、TBS毎日放送で全国放送されます。大遠忌法要の記念に開催された行事で、これまでに数々の有名な寺院で演じられてきました。是非ご覧下さい。
音舞台とは…
音舞台シリーズは、様々な日本文化の発祥となり、また長い歴史のなかで日本人の心の“よりどころ”としてあり続けたお寺、その中でも日本を代表する名刹と言われるお寺に“舞台”を設え、「東洋と西洋の出会い」をテーマにした音楽企画です。 1989年に「金閣寺」で始まったこのシリーズは、「泉涌寺」「三千院」「清水寺」「平等院」「東寺」「延暦寺」「醍醐寺」「大覚寺」「二条城」「法隆寺」「萬福寺」「薬師寺」「仁和寺」「東福寺」「唐招提寺」「東大寺」と続き、いずれも日本屈指の名刹を“幻の劇場”にした一夜限りの夢の舞台を実現してきました。 音舞台では、この特別な空間でしか実現できないスケール感と本物だけがもつ迫真の力を最大限に見せる舞台作りを目指し、オリジナル且つ斬新で人々の心に強く残るステージをお届けします。(毎日放送ホームページより)

中陰壇のコスモスや梅干し
昨日、8月10日は、前坊守の満中陰でした。お盆の近くということで、家族だけで法要を勤めました。あの悲しい別離から早、49日がたちました。前住職は毎日出歩かず、淡々と悲しみを味わって過ごした日々でした。住職は、喉の病気のため、現在も治療中。9月から戻ってくる予定です。行事も例年通り行い、福島市からご家族がホームステイに見えられ、いろいろなことを経験した期間でありました。中陰壇には、前坊守の好きだった秋桜と、前坊守が得意で若坊守と慧子が習って作った梅干しが供えられ、在りし日を偲びました。いろいろな方からお供えやお心づくしをいただき、感謝申し上げます。
さて、福島市からのご家族は、 Continue reading '満中陰とお別れ'»
東西本願寺と北國新聞社、富山新聞社は、親鸞聖人750回大遠忌法要を機縁に「加越能真宗かるた」を制作するそうです。坊守が委員のひとりに選ばれ、何度か会議に出席しております。浄土真宗に縁の深いこの土地から、次世代に伝えたい真宗の教えや文化など読んでみませんか。ただいま「読み札」を募集しています。詳しくは北國新聞社のホームページまで。
応募資格 どなたでも応募できます。年齢、住所などは問いません。応募数はお一人様48点まで。
賞 各文字につき、最優秀賞1点を選びます。最優秀賞:かるたに採用され、賞金1万円と「かるた」1個があたります。
締め切り 平成23年8月20日(土)
発表 選考審査後に北國新聞、富山新聞の朝刊およびホームページで発表

奥野師の法話
7月6日(水)〜9日(土)の四日間、永代経法要が勤修されています。前坊守との別離の悲しみの中ではありますが、このようなときこそ、これまでお聞かせにあずかっていた仏法の真実性と私の凡夫性が明らかになってきます。二日間は、奥野寛暢師(富山教区)で、『観無量寿経』のなかの「心想羸劣」について、「宿業」について、雪山偈についてなど私たちの迷いの実体をあぶり出すお話に聞き入った二日間でした。明日は、寺西良夫師(氷見市)です。先往かれたご先祖のご縁を大切にお参り致しましょう。

中陰壇
このたびは第十八世坊守 澍宝院釋妙雅(俗名 飛鳥雅子)の通夜ならびに荼毘式にご参拝賜わり、心より御礼申し上げます。門信徒の皆様、関係各位の皆様、ご近所の皆様、ご親戚の皆様方には多大なるご厚情、励ましのお言葉を頂戴いたしましたこと、寺族一同深く感謝申し上げます。これからは、前坊守を仏と仰ぎ、力を合わせて参りたいと思います。今後とも変わらぬおつきあいの程、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。合掌