永代経法要勤修
7月1日〜4日、永代経法要がお勤まりになり、多くのご参拝をいただきました。
最初の二日間のご法話は、今年初めてのご縁の藤島秀恵さん(八尾町勝福寺若院)により聴聞のこころについてお話しいただきました。
阿弥陀如来の本願を聞かせていただく時の心構えとして、
1、私事として聞く(私のために説かれていると聞くこと)
2、初事として聞く(初めて聞いたときの気持ちで聞くこと)
3、最後として聞く(今生で最後のお話として聞くこと)
を教えていただきました。聞いた事があってもなかなかその通りに聞けない私に気づかせていただきました。「他人事、もう知っている、いつでも聞ける」そんな気持ちで聞いてしまうことが、本願を受け止められない原因ですね。
後半は、竹中了祥さん(婦中町笹倉妙順寺若院)でした。
「難化の三機、難治の三病は、大悲の弘誓を憑み、利他の信海に帰すれば、これを矜哀して治す、これを憐憫して療したまふ。たとへば醍醐の妙薬の、一切の病をするがごとし。…」についてお話いただきました。
私たちがどんな病にあり、どんな罪を作っているのかを自覚しない限り、本願の妙薬がなぜあるのか、どんな効能があるのかを知ることはできないというお話をさまざまなエピソードを交えてお話し下さいました。ようこそお参り下さいました。ありがとうございました。