永代経法要

By , 2011年7月7日 9:09 pm

奥野師の法話

7月6日(水)〜9日(土)の四日間、永代経法要が勤修されています。前坊守との別離の悲しみの中ではありますが、このようなときこそ、これまでお聞かせにあずかっていた仏法の真実性と私の凡夫性が明らかになってきます。二日間は、奥野寛暢師(富山教区)で、『観無量寿経』のなかの「心想羸劣」について、「宿業」について、雪山偈についてなど私たちの迷いの実体をあぶり出すお話に聞き入った二日間でした。明日は、寺西良夫師(氷見市)です。先往かれたご先祖のご縁を大切にお参り致しましょう。

御礼

By , 2011年6月30日 9:40 pm

中陰壇

このたびは第十八世坊守 澍宝院釋妙雅(俗名 飛鳥雅子)の通夜ならびに荼毘式にご参拝賜わり、心より御礼申し上げます。門信徒の皆様、関係各位の皆様、ご近所の皆様、ご親戚の皆様方には多大なるご厚情、励ましのお言葉を頂戴いたしましたこと、寺族一同深く感謝申し上げます。これからは、前坊守を仏と仰ぎ、力を合わせて参りたいと思います。今後とも変わらぬおつきあいの程、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。合掌

第十八世坊守往生

By , 2011年6月25日 9:45 pm

謹啓

当寺第十八世坊守 澍宝院釋妙雅(俗名 飛鳥雅子)儀病気療養中のところ6月23日午後6時20分往生の素懐を遂げました。生前は公私にわたりみなさまのご厚情を賜りましたことを深謝し、ここに謹んでお知らせ申し上げます。 合掌

通 夜 6月28日(火)午後7時

荼毘式 6月29日(水)午前10時

場 所 善興寺本堂 高岡市中田4500-1

飛鳥山善興寺

喪主/住職 飛鳥寛惠

親戚一同

門信徒会

文化時報の記事から…

By , 2011年6月18日 11:10 am

文化時報の記事

仏教関係の新聞『文化時報』社より、先日の龍谷大学の研究展示「生死を超える物語」のオープニング式典の際に受けた取材の記事が送られてきました。拡大してご覧下さい。その記事の先に掲載されている原発周辺のご門徒さんが大遠忌法要へ参拝された記事に目を奪われました。どんなお気持ちでこの法要をお迎えになったことでしょう。福島原発の周辺には本願寺派のお寺が10ヶ寺あり、相馬組といいます。多くのご門徒さんやお寺は、200年程前の天明の大飢饉の際、富山県の砺波、南砺地方から移民していかれた方々だと聞いております。その子孫のみなさんが今、原発事故の被害者として避難生活を送っておられる…。富山と富山をルーツにもつ皆さんをつなぐ何かができないものかと考えながら、日々の生活に追わて今に至っております。

仏石寺へ

By , 2011年6月16日 7:57 am

仏石寺の庫裏から眺望する美しい富山湾

総代さんのご縁で二上山にある仏舎利塔「仏石寺」へ行ってきました。曹洞宗のお寺で、先々代のご住職が開かれたお寺です。二上山にある「平和の鐘」は有名ですが、あの梵鐘は、仏石寺の鐘ですから、本来は鐘をついた後、仏石寺にお参りするのが本来のお参りの仕方だと初めて知りました。

本堂には、数多くの石仏が納められており、真宗のお寺とはかなり違う形に興味津々。庫裏の二回には、写経や座禅ができるお部屋がありました。今回の目的は、岩手県へボランティアに行ってこられた副住職さんとお話をさせていただくため。なんと私、若院と同い年でした。曹洞宗の多い東北地方では、多くの檀家さんが亡くなられ、お寺も多数被害を受けられたことや、法務の関係でなかなか現地へいけないもどかしさなどをお聞きしました。

先日の東日本大震災支援コンサートでやなせななさんがご紹介してくださった「まけない!タオル」プロジェクトのお話をしたところ、発案者の三部義道さんのことをご存知だそうで、興味深く聞いておられました。

宗派は異なれど、情報を共有していきましょう、と二上山をあとにしました。