到着されたみなさんと
東日本大震災後、ホストファミリー登録をしていました「災害ホームステイ富山」のご縁で、今日、福島市のご家族が一ヶ月のホームステイをしにいらっしゃいました。子どもさんたちの放射能被爆を避けるため、普通の楽しい夏休みを過ごすため、福島から避難されたのです。もう、福島市は子どもたちの住む環境ではありません。原発の事故後、多くのご家族がいろいろな苦悩を抱えて疎開先を探しておられます。でも、受け入れ先の問題や家族の理解の問題、経済的な問題などがあり、実現が難しいそうです。子どもたちに「ここには放射能はないの」と心配させない環境を。思い出深い夏休みのお手伝いをさせていただきます。
お話を聞く子どもたち
猛暑が続きますが、いかがお過ごしですか。夏休み直前の土曜学校が開催されました。子どもたちを見ていると、暑さなんてどこかに吹っ飛んでいきそうなくらいの元気に驚かされます。かつて私もそうだったことを思い出させてもらいました。ジャータカ物語のお話をしました。歌を歌ったり、ステレオゲーム、かき氷マシーンで身も心もクールダウン。来月の夏休みスペシャル土曜学校を楽しみにしていてね。高学年の何人かは、来週の本願寺の少年連盟主催の「仏のこどものつどい」に参加予定。高岡教区からは約50人が参加するそうです。全国のお友達とお念仏の教えに出会うことでしょう。
東西本願寺と北國新聞社、富山新聞社は、親鸞聖人750回大遠忌法要を機縁に「加越能真宗かるた」を制作するそうです。坊守が委員のひとりに選ばれ、何度か会議に出席しております。浄土真宗に縁の深いこの土地から、次世代に伝えたい真宗の教えや文化など読んでみませんか。ただいま「読み札」を募集しています。詳しくは北國新聞社のホームページまで。
応募資格 どなたでも応募できます。年齢、住所などは問いません。応募数はお一人様48点まで。
賞 各文字につき、最優秀賞1点を選びます。最優秀賞:かるたに採用され、賞金1万円と「かるた」1個があたります。
締め切り 平成23年8月20日(土)
発表 選考審査後に北國新聞、富山新聞の朝刊およびホームページで発表
奥野師の法話
7月6日(水)〜9日(土)の四日間、永代経法要が勤修されています。前坊守との別離の悲しみの中ではありますが、このようなときこそ、これまでお聞かせにあずかっていた仏法の真実性と私の凡夫性が明らかになってきます。二日間は、奥野寛暢師(富山教区)で、『観無量寿経』のなかの「心想羸劣」について、「宿業」について、雪山偈についてなど私たちの迷いの実体をあぶり出すお話に聞き入った二日間でした。明日は、寺西良夫師(氷見市)です。先往かれたご先祖のご縁を大切にお参り致しましょう。
中陰壇
このたびは第十八世坊守 澍宝院釋妙雅(俗名 飛鳥雅子)の通夜ならびに荼毘式にご参拝賜わり、心より御礼申し上げます。門信徒の皆様、関係各位の皆様、ご近所の皆様、ご親戚の皆様方には多大なるご厚情、励ましのお言葉を頂戴いたしましたこと、寺族一同深く感謝申し上げます。これからは、前坊守を仏と仰ぎ、力を合わせて参りたいと思います。今後とも変わらぬおつきあいの程、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。合掌