正信偈和讃の会

By , 2013年12月17日 9:01 am

毎月親鸞聖人のご命日16日に開催されています「正信偈和讃の会」も今回で『高僧和讃』の道綽禅師をほめ讃えるところまできました。道綽禅師は、親鸞聖人にとっての七高僧の第四の高僧であり、十四歳で出家して『涅槃経』をマスターされた聖道門の方でした。しかし、48歳のとき、曇鸞大師の碑文を読んで浄土の教えに帰依され、『安楽集』をあらわされたのです。仏教を聖道門(しょうどうもん)と浄土門に分けられ、末法の世におけるさとりへの道は浄土に生まれることだと示されたのでした。

本師道綽禅師は

聖道万行さしおきて

唯有浄土一門を

通入すべきみちととく

合掌組み

By , 2013年11月24日 9:16 am

前日までの荒れ模様が一転し、このために晴れてくれたような日になりました。スタッフのみなさまのご協力により、今年も本堂前に合掌が組まれました。これで大雪になってもご本尊に参拝ができます。お待ちしております。

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わら縄を沢山使います。

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2013報恩講

By , 2013年11月24日 8:53 am

親鸞聖人の報恩講もみなさまのおかげさまをもちまして勤修させていただきました。初日と三日目は快晴に恵まれ、中日は雨が降りましたが、「善興寺荒れ」もなく、穏やかな三日間でした。ご講師の巣山さんからは、「愚禿の名のり」と題した親鸞聖人の人間観についてお話いただきました。親鸞聖人の「愚」「禿」「名のり」とはどのようなものであったのか、深いお味わいをさせていただきました。

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快晴に恵まれた初日

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幕が美しく映えます

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南相馬そば打ちボランティア

By , 2013年11月13日 9:14 pm
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そば打ち体験コーナー

昨年十一月、福島県南相馬市の勝縁寺さん(初代が高岡市下麻生の最圓寺さん出身)で利賀のそばを持参してそば打ちにうかがいました。その後、仮設住宅での高岡教区の年末餅つき炊き出しボランティアが好評だったという話から、来年は是非、仮設住宅のみなさんにどうかとの声が上がって、このたび十月三十一日に、南相馬市の小池長沼応急仮設住宅(一二八世帯)でそのご縁が結ばれたのです。

今回は高岡教区第十二次支援隊として富山そば研究会のメンバーである門信徒会会計担当の石崎久雄さんのお声かけで、有段者の内さん、小栗さん、そして若かりし頃大手そば屋に勤務されていた杉原さんが茹で担当者となり、教区内の僧侶、門信徒総勢十一人で一路南相馬へ向かいました。 Continue reading '南相馬そば打ちボランティア'»

本堂をまもる会

By , 2013年10月27日 10:51 pm
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虹梁の裏側までピッカピカ

来月の報恩講に向けて毎年恒例の「本堂をまもる会」が開催されました。午前中までの雨もあがり、毎年ご出席の方も初めての方もおられ、いっしょに賑やかに本堂の掃除をしていただきました。足場を組んで天井板から柱まで隅々雑巾でふいて頂きました。外回りも窓ガラスから回り縁まできれいにして頂き、本当に清々しい気分になりました。これで来月の報恩講も勤める事ができます。さて、今度は寺報『可問』を仕上げなければ… Continue reading '本堂をまもる会'»