2013帰真慶讃法要のお知らせ
来る6月16日(日)午後1時30分より、善興寺が浄土真宗に改宗した記念の法要「帰真慶讃法要」をお勤めいたします。今回は、記念講演に親鸞聖人の関東時代の研究のご専門の筑波大学名誉教授の今井雅晴先生をお招きいたします。親鸞聖人の妻、恵信尼さまのおじいさまが、高岡地方であり、その方の信仰についてお話しいただくことになりました。これまであまり知られていなかった当地と恵信尼様の関係、そして親鸞聖人についてお聞きいたしましょう。
お誘い合わせの上、皆様のご参拝をお待ちしております。
☆帰真慶讃法要について
飛鳥山善興寺は、8世紀頃後亟(ごぜ:現小矢部市)に創建され、長らく天台宗の寺院として越中と中央を結ぶ役割を担ってきました。文明5年(1473)第41世俊乗法師は、越前吉崎を拠点に北陸地方を巡教していた本願寺第8世の蓮如上人の教化に遇い、浄土真宗に帰依。大永9年(1529)6月16日、本願寺第9世の実如上人から阿弥陀如来のご絵像を下附され、天台宗から浄土真宗に宗旨を改めました。この法要は、このご絵像をお掛けし、毎年6月に勤められています。