2016年度二十八日講降誕会

By , 2016年5月29日 4:47 pm

s-image3本年度も始まりました「二十八日講」。今日は親鸞聖人のお誕生をお祝いする「降誕会」です。お誕生されて今年で843年です。お浄土にいる6種類の鳥たち、1、白鵠(びゃっこう)2、孔雀3、鸚鵡4、舎利5、迦陵頻伽6、共命鳥のお話をさせていただきました。

「その国にはいつも白鵠(びゃっこう)孔雀、鸚鵡(おうむ)舎利、迦陵頻伽(かりょうびんが)、共命鳥(ぐみょうちょう)などの色とりどりの美しい鳥がいる。このさまざまな鳥たちは、昼夜六時のそれぞれに優雅な声で鳴き、その鳴き声はそのまま五根・五力・七菩提分・八聖道道分などの尊い教えを説き述べている。そこでその国の人々はみな、この鳴き声を聞いて仏を念じ、法を念じ、僧を念じるのである。舎利弗よ、そなたはこれらの鳥が罪の報いとして鳥に生まれたのだと思ってはならない。なぜなら阿弥陀仏の国には地獄や餓鬼や畜生のものがいないからである。舎利弗よ、その国には地獄や餓鬼や畜生の名さえもないのだから、ましてそのようなものがいるはずがない。このさまざまな鳥はみな、阿弥陀仏が法を説き広めるために、いろいろと形を変えて現されたものにほかならないのである。」(『仏説阿弥陀経』現代語訳版より)

s-image1保育園の鶏舎からこの時期になると孔雀の鳴き声がいつも聞こえてきます。お浄土の声として聞かせていただけるのもこの説法のお言葉があるからですが、私たちはいのちを分け隔て、都合の良い解釈しかできないまま自然界の声を聞いているのだと考えさせられる箇所です。

オバマ大統領の広島訪問に関してハワイの日系人社会のことやオバマ氏が幼少の頃、育ったハワイでの経験が今回の広島訪問へ大きな影響を与えていることをお話しさせていただきました。共命鳥は一羽の体に二つの首をもつ鳥として、相反する存在が根っこで命を共有しているのだというメッセージを私たちに教えています。「怨親平等」の世界を実現するための願いを広島の人々、長崎の人々から発せられていることを受け止めさせていただいたご縁でした。

 

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