ペシャワール会代表 中村哲さんの講演会共催

By , 2010年5月18日 10:30 pm

今日の午後、土井由三さんが来寺されました。土井さんは、元小杉町長で、現在、富山国際大学の講師をされています。また、来る6月17日に射水市のアイザック小杉文化ホール ラポールで開催予定の「アフガンに命の水を〜ペシャワール会 中村哲 医師26年間の現地報告〜」講演会の主催者代表をされています。善興寺ダーナ基金も共催としてこの講演会をサポートすることになったため、わざわざ足を運んでくださいました。ペシャワール会は、パキスタンやアフガニスタンで医療活動や水源確保事業、農業支援活動など、戦争や貧困のために苦悩に直面している人々を支える活動を長年行ってきたNGOです。中村哲さんは、ハンセン病の専門医として現地で活動をしてこられましたが、支援者が増え、現地職員が約300人、12000人の会員で活動する組織に成長しました。2年前には日本人とアフガニスタン人スタッフがダリバーンに拉致され、日本人メンバーが殺害されるというショッキングな事件を覚えておられる方も多いと思います。最近では、全長25キロメートルにも及ぶ灌漑用水を完成させ、「緑の大地計画」を進めて、アフガニスタンの人々に大きな影響を与えています。国内でもなかなかお会いできない方です。みなさんもぜひ足をお運びいただき、中村哲さんのお話を聞きにいきましょう。

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