東日本大震災支援コンサート
お天気にも恵まれた初夏の候、大勢の参拝のみなさまとともに「帰真慶讃法要」を勤めさせていただきました。一年に一度だけ奉懸する、実如上人より拝受したご本尊の御前でみなさまとともに正信偈を拝読後、ゲストのやなせななさんによる「東日本大震災支援コンサート」が開かれました。おしゃべりの声とはガラリと異なる、からだ中に染み渡るその歌声に私たちは心を動かされました。歌声ってこんなにこころに届き、包み込むものなのですね。
大学のときに知っていたやなせさんではありますが、歌を続け、売れない時期や病気、所属事務所の倒産等、いろんな困難を経て、当時とは全く違うひとになられたのです。歌詞の一言一言ににじみ出た人生の苦悩の現実と、同時に仏法に包まれている安心感が一貫していると思いました。
とくに、育たれた環境のお話がとても印象的でした。阿弥陀さまとななさんをつないで下さったおばあちゃんやおかあさんの存在が大きかったのでしょう。そのひとにつながるバックグラウンドは、そのひとを超えた力とはたらきを人々に伝えるのかもしれません。
東日本大震災の被災地の支援活動として、「まけないタオルプロジェクト」という山形県最上町の松林寺ご住職が始められたアイデアに賛同されたやなせさんは、テーマソング「まけないタオル」を作曲。歌を通してタオルを買ってもらい、被災地を支援する活動を展開していらっしゃいます。善興寺でも協力しようということになりました。ご興味のある方は、お問い合わせください。
多くの方にやなせななさんのことを知っていただけたことと、仏法と音楽と支援活動が結び合わされた有難い一日でした。スタッフの皆さん、お疲れさまでした!
井波の南部です。
大変すばらしいコンサートにイベント部としてお手伝いさせていただけたこと感謝いたします。ありがとうございました。工房のブログのコンサートの記事にもコメントいただきましてありがとうございます。その返信と重複になりますが、司会進行役も緊張いたしましたがとても良い経験になったと思っております。
ななさんの歌声、わたし自身も聞き入ってしまい思わず涙が。。。。(笑)本も読ませていただきました。歌も本もわたしの心に何かを残して下さいました。ありがたいご縁です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
追伸文も付け加えていたつもりが、切れておりましたので付け加えます。
善興寺さんのホームページにある白雲工房のリンクが前のものになりますので、お手の空いた時で結構ですので新しいリンクに変更をお願いいたします。
http://www.nanbuhakuun.com
よろしくお願いいたします。 南部優美子
後日、やなせななさんがご自身のブログで、善興寺でのコンサートの様子を書いて下さいました。
お読みください。
http://nanayanase.blog113.fc2.com/blog-entry-454.html