若神組連研交流会

By , 2014年9月29日 8:58 pm

IMG_0971素晴らしい秋晴れの日、善興寺が所属する若神組の第12期連続研修会(連研)の第6回交流会が開催され、受講者や門徒推進員、僧侶のみなさんとともに南砺市方面へ日帰りバスツアーに行ってきました。善興寺→照圓寺→西蓮寺の順番で参加者をお迎えし、一路五箇山の平村方面へ。最初の目的地は、大谷派の称名寺さま。このお寺には本願寺第八世門主の蓮如上人が比叡山から弾圧を受けた際、親鸞聖人の御木像の真影さまを三井寺に預けたものの、山科本願寺が完成した際に返してもらえず、「生首を二つ持ってきたら返す」という無理難題を提示されます。そのとき身代わりにご自身で彫られた御真影が安置されているお寺です。滋賀県堅田の源右衛門、源兵衛という篤信の親子が、その話を聞き、父が息子の首を撥ね、三井寺に参上し、「もう一つは私の首を」といって御真影さまは返還されたのです。

身代わりに彫られた御真影さまは、現在の金沢城の場所にあった尾山御坊に安置されていましたが、戦乱の世の焼き討ちにあい、金沢の吉藤専光寺経由で五箇山の地へもたらされたのです。東西が分派したあとは、大谷派の寺院として大切にその御真影さまを守られてきたのでした。柳宗悦は、著書『南無阿弥陀仏』で称名寺さんを訪れ、そのことを紹介しています。

IMG_0972 それから赤尾へ向い、合掌造り最大級の旧家、岩瀬家へ。たまたま新潟県三条市から参拝旅行に来ておられたお東のお寺さんのツアーをご一緒になり、岩瀬家の囲炉裏の間で御当家の「こきりこ節」が披露されました。地元でもなかなかお目にかかれない民謡の歌声にお念仏のご縁を感じたひと時でした。

その後、国道向かいにある『赤尾館』にて「報恩講御膳」を昼食にいただきました。朱御膳にもられた親鸞聖人を偲ぶ料理の数々。味付けも絶品で、五箇山の水の清らかさが五臓六腑に染み渡るお食事でした。

 

IMG_0974おなかがいっぱいになったところで蓮如上人の高弟、赤尾の道宗が開いた「行徳寺」さまへ参拝。一同本堂で讃佛偈をお勤めし、坊守様から道宗さんのご法話を頂戴いたしました。自分に厳しい方だったことを生き生きとお話し下さり、わが身の愚かさを痛感したお話でした。その後、48本の薪の上で寝ておられたというお姿を彫ったお像を拝見し、境内地にある道宗遺徳館を見せていただきました。何度伺っても新鮮な体験ができるお念仏の聖地、五箇山。道宗さんの遺徳がいろんなところで感じられる素晴らしい所でした。

私はそこで法事のため失礼したのですが、ご一行はその後、城端の善徳寺さん、そして井波の本願寺井波別院を参拝し、南砺における浄土真宗のつながりなどを感じて帰られました。10月の第7回目連研は10月26日(日)です。

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