染香人のその身には

By , 2010年12月16日 10:56 pm

今日16日は親鸞聖人のご命日です。食事は一日精進料理をいただきます。午前は門徒さんの報恩講をお参りして午後から正信偈和讃の会がありました。今日の御和讃のひとつは

染香人のその身には

香気あるがごとくなり

これをすなはちなづけてぞ

光香荘厳とまうすなる

でした。

お念仏に生きる人は、阿弥陀さまの芳しいお香がその体に染み渡り放たれる功徳が与えられ、そのことを光、つまり智慧と清浄なる香によって包まれ、飾られているとほめられるのです。

本願寺の前にある薫玉堂さんが七百五十回大遠忌法要の記念に発売された線香「染香人」をお供えしながら聖人のおこころを味わいました。

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