28日講報恩講

By , 2010年11月28日 10:11 pm

四幅の伝絵に見入るみなさん

今年最後の28日講の報恩講がお勤まりになりました。今日は親鸞聖人の生涯を描いた絵図「本願寺聖人親鸞伝絵」についてプロジェクターを使って一段一段説明させていただきました。本堂内陣の左余間に毎年お掛けするたびに江戸初期の絵師の緻密な技法に感動します。親鸞聖人の人生はひ孫の覚如聖人によって著されたご伝抄に基づいて語り継がれてきましたが、門弟たちの流れくむ他派のご生涯とあわせて味わうとまた違う親鸞聖人像を見つけることができるのではないかと思います。説明の仕方も Continue reading '28日講報恩講'»

大遠忌法要報告会

By , 2010年11月26日 10:50 pm

大遠忌法要から早一ヶ月がたち、法要の総括・反省と決算報告などを行う「報告会」が開催され、約50名のみなさんが出席されました。行事部、庶務部、会計部の各部長さんから今回の法要の報告や反省点などを話していただき、スライドで法要までの写真を見返してこの一年を振り返えりると、苦労の大きさと同時に時の流れの速さを感じます。

その後、 Continue reading '大遠忌法要報告会'»

本堂前合掌作り

By , 2010年11月23日 9:19 pm

これからやってくる降雪に備え、本堂参拝用の雪よけ合掌が今年も組み立てられました。10名程の門徒さん方が木とわら縄だけで組んでいくものです。雨の降るなか、わら縄が濡れて扱いにくいのにもかかわらず、朝10時から午後3時ごろまでかかって作って下さいました。昔ながらのやり方はここ10年程かけて先輩方継承され、いまのみなさんが中心となっています。

今年も頑丈な合掌が姿を表しました。また、本堂の正面には葦で編まれた雪よけの簾がおばあちゃんの手仕事によりシュロの縄で編み直され掛けられました。それぞれの手仕事の集結した冬期限定の民芸品です。阿弥陀さまと一緒に拝みましょう。

砺波の真宗風土

By , 2010年11月14日 9:17 pm

昨日から砺波市美術館で企画展「砺波の真宗風土」が始まりました。これは砺波郷土資料館で開催中の「真宗の説教者たち」と、となみ散居村ミュージアムでのパネル展「越中の一向一揆」との共同企画展で、砺波地方に現在まで息づく民衆の真宗文化を井波の瑞泉寺、城端の善徳寺、そしてムラからみた側面から紹介するものです。善興寺からは芹沢銈介氏の「型絵染 仏説阿弥陀経」が出品されています。12月19日まで開催ですので、どうぞ足をお運び下さい。

11月の土曜学校

By , 2010年11月13日 8:37 pm

落ち葉が舞い落ち、肌寒くなった今日このごろですが、本堂にもストーブが登場です。今日は午前中に土曜学校が開催されました。大遠忌法要の記念イベントで練習した仏教讃歌の発声の効果か、いつもより元気な声の「らいはいのうた」が堂内に響きました。子ども達の声ってほんとうに聞いてると元気になります。法話では、漢字→片仮名→平仮名の歴史と「いろは歌」の意味についてお話ししました。漢字を真名(まな)というのに対して Continue reading '11月の土曜学校'»