善興寺帰真500年慶讃法要ならびに
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要について
本年は、善興寺が天台宗から浄土真宗に宗旨を改めてちょうど500年の節目を迎えております。
大永3(1523)年6月16日に本願寺第九世宗主、実如上人より御本尊を下付され正式に浄土真宗の寺院となりました。それから500年もの間、寺族、門信徒の先人のみなさまが、本願念仏の教えを大切に守り続けて、後世に受け伝えてくださったのでした。そのご遺徳とご恩に感謝するお祝いの法要を下記の通り勤修いたします。
また、図らずも本年は浄土真宗の宗祖、親鸞聖人が御誕生になられて850年というおめでたい年でもあり、また浄土真宗の教義体系が著された親鸞聖人の主著『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)が書かれて800年という年をお迎えしております。
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親鸞聖人の遺徳を偲ぶ報恩講法要を、今年もお勤めすることができました。
おおむね温かで穏やかな三日間、多くの参拝をいただきありがとうございました。
初日は住職が、来年お迎えする「立教開宗800年」の意義についてお話ししました。
本堂の妻壁改修工事も完成し、お披露目となりました。また二日目には、今年8月に往生された作家の青木新門さんの追悼のご縁もありました。平成27年に若神組門徒推進員連絡協議会の15周年記念でご講演いただいたお話をみなさまとともに拝聴しました。
三日目は、氷見市布施の法順寺住職の圓山望師から「正信偈のおこころ」と題したご法話をいただきました。 Continue reading '令和4年度報恩講法要 勤修'»
10月30日(日)13:30〜報恩講に向けた清掃活動「本堂をまもる会」が快晴のもと開催されました。今年も大勢の皆様のご参加をいただき、仏具磨きと、障子戸の障子紙はがしと拭き掃除などをしていただきました。十数年経過した障子紙は色もくすんでいましたが、来年の慶讃法要に向けて少しずつ準備を整えていきます。報恩講法要へのご参拝もお待ちしております。
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人気だった仏教缶バッヂガチャガチャ。
10月22日(土)、三年ぶりに開催いたしました音楽イベント「天人ともに」が無事終了いたしました。
途中少し雨にも見舞われましたが、心地よい秋晴れに恵まれ、10:00〜15:00境内地で開かれたマーケットには、色とりどりのお店が開かれ、多くの来場者で賑わいました。とくに子どもたちが楽しそうに過ごしている姿が見られたのがありがたかったです。
18:00〜のライブには、遠近各地、県内外から150人以上が来場され、出演の蓮沼執太さん、ユザーンさん、塩塚モエカさんの演奏をともに楽しみました。
ご出店のみなさん、ご出演のアーティストの皆さん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
また次回、ご参加をお待ちしております。 Continue reading 'The LIVE 天人ともに2022終了!'»
お話が出てから約4年。9月9日に足場がすべて撤去され、本堂の妻壁改修工事が終了しました。工事に携わっていただいた皆様には、こころより感謝申し上げます。
来年2023年、善興寺が浄土真宗に帰依して五百年になる記念事業として、そして仏教が育んだ伝統技術を今、表現するとはどういうことか、をテーマに井波彫刻の南部白雲さんと何度も話し合いの場を持ち、意見交換させていただきました。
アートディレクター、プロデューサーの林口砂里さんからいただいた、「具象ではなく、抽象で表して見る人の想像力に任せる」というアドバイスを受け、大屋根にとまる鳳凰の尾羽を彫っていただきました。浄土を構成している七宝のうちの硨磲(しゃこ)をアワビと黒蝶貝で表し、世界各地の瑪瑙(めのう)を散りばめ、朝日と夕日が当たると様々な光を放つよう設置されています。 Continue reading '本堂妻壁改修工事が終わりました。'»