みなさんの心のこもったお斎
お彼岸にあたり、毎年恒例の仏教婦人一日会の報恩講と追悼法要が勤まりました。それに先立ち、初参式も行われ、二名のかわいらしいお子さんがお参りに来てくれました。あどけない子供たちの笑顔におばちゃんたちの顔もほころびます。
お子さんは、自分の子どもであって、そうでないいのちであり、如来様からの授かり物、預かりもの、という気持ちをもって育てていただきたいというメッセージを贈りました。
続いて総会が開かれ、新たな役員体制が選出されました。これまでの役員の皆様、おつかれさまでした。そしてこれからの役員の皆様、よろしくお願いします。
皆さんと一緒に正信偈・阿弥陀経をおつとめし、報恩講と追悼法要が営まれました。今年度は6名の会員がお浄土に往生されました。
ご法話は、婦中町妙順寺の若院、竹中了祥師で、「塵も積もれば山となる」というお話をいただきました。『大智度論』の Continue reading '一日会報恩講・追悼法要'»
修了式を終え、記念撮影
久しぶりの投稿です。いろんな出来事があったのですが、ゆっくりとパソコンの前に座る時間がありませんでした。
昨日、6年間通ってくれた土曜学校の生徒たちの修了式がありました。本当にちっちゃかった彼らも立派な中学生になります。絵本の『大きくなるっていうことは』を読んでこれまでの成長を味わいながら、阿弥陀さまはずっと変わらず願い続けて下さっていることをお話しました。子供たちの仏様を拝む姿って、本当にありがたいなと感じた日でした。新一年生の入校希望ももう届いています。みんなで楽しく本堂でお参りしましょう。
今朝は、冬期本堂前の参道を雪から守ってくれていた合掌が撤去され、あさっての仏教婦人一日会の報恩講・追悼法要の準備が整いました。参道脇には例年よりも多い雪がまだ残っています。今年の降雪量の多さがわかります。いよいよ春の当来ですね。
ひと時の日差しで本堂の屋根が美しく輝く
15日〜17日、高岡教区災害救援活動専門委員会から福島第一原発の事故による避難生活中の住職方への聞き取り調査のため、いわき、郡山、福島、仙台を訪れてきました。電話でお話しさせていただいていたご住職方にお会いでき、貴重なお話をたくさん伺うことができました。3月11日には、相馬でも東日本大震災一周忌法要が勤まるようですが、高岡教区でも勤める予定です。そのときに今回お聞きしたお話をもとにパネルディスカッションが行われます。詳細は後日、お知らせします。
今朝、起きてみると予想以上の積雪に驚きました。これまでの積雪を全て覆い隠すように真っ白な新雪がすべてを美しく包んでいました。仏教婦人一日会の役員会が午後から開催され、今年度と来年度の諸協議がなされました。いよいよ春の当来を待つ時期となってきました。
本堂前に積もった雪
今年の雪は、毎日少しずつ何日も降り続くというもので、毎朝の除雪でいい運動になります。加えて除雪中に登園のみなさんや、道行く通勤の方々と交わす挨拶で心地よい朝を過ごさせていただいています。
罪障功徳の体となる
こほり(氷)とみず(水)のごとくにて
こほりおほきにみづおほし(多し)
さはり(障り)おほきに徳おほし
※さはり…悪業おほければ功徳おほきなり
高僧和讃 曇鸞讃
阿弥陀堂での晨朝勤行(阿弥陀経)
14日(土)は、前の席を確保するため、何人かの方が、早朝、開門(午前5時)前にならんで下さり、中央最前列の席に座ることができました。深謝。おあさじ(晨朝)からたくさんの方がお参りになっており、阿弥陀堂から御影堂に移動するだけでも大混雑。底冷えする寒さの中、晨朝礼讃偈を味わいました。その後、10時からの日中法要まで、交代して朝食をいただき、始まるのを待ちました。全国各地から出勤の数百名の僧侶方と数千人の参拝者とともに宗祖讃仰作法(音楽法要)をお唱えして親鸞聖人のご和讃をいただきました。雅楽とシンセサイザーが見事に調和していて、唱えやすいお勤めでした。
法要後、飛雲閣と書院、唐門を案内しようと思いましたが、書院はお斎の接待のため、午後にならないと入れないとのことで断念。その後、普段は公開されていない「経蔵」を拝見。内部の構造は転輪蔵の回転式書架になっていて、非常に細かな細工が施されてありびっくりしました。それから門前町へ移動し、それぞれお土産物などを購入し、昼食会場へ。ゆっくりと料理をいただいたあと、最後に本願寺の南に位置する真宗興正派の本山、興正寺さんへ参拝。本願寺と興正寺は本願寺第8代蓮如上人の時代から一緒に歩んできた深い関係でしたが、明治時代に独立し、現在に至る歴史を少しお話しさせていただきました。なぜ本願寺と興正寺は並んで建っているのかということから、きちんと両寺の歴史を掘り起こす必要があると思います。そして龍谷大学大宮学舎を見学し、帰途につきました。
御影堂のお荘厳
今回の参拝を通して、50年に一度の法縁だから特別に考えるのではなく、常に願われている我が身であることを日々の生活の中で感じていくことこそが大切だと深く感じました。それがお念仏の教えですし、親鸞聖人が示された道です。そして真宗の教えは本願寺だけのものではなく、あらゆる人々に分け隔てなくつながる真理であるから、表面的なものにとらわれることから離れていく努力をしなければならないとも思いました。
数百人の奏楽員(雅楽を奏でる僧侶)
導師 大谷光淳新門さま
経蔵 第14代寂如宗主(1651-1725)が建立
興正寺から本願寺を望む
ニュース
| 唐門, 宗祖讃仰作法(音楽法要), 御影堂, 御正当, 日中法要, 晨朝, 書院, 経蔵, 興正寺, 蓮如, 阿弥陀堂, 飛雲閣