若神組連研第9回とサーターアンダギー
時のたつのも早いもので、大遠忌法要が終わってからもう一週間という時間が流れました。とにかく今までに経験したことのない疲れがつづき、昨日あたりからようやく普段の生活リズムにもどってきたところです。そんななか、砺波市祖泉の光圓寺さんで「若神組連研第9回目」が開催され、お話に行ってきました。担当の内容は、「釈尊の教え」。テキストの『高校生からの仏教入門』の内容にそって、中道、四諦八正道、縁起、三法印といった、初転法輪での内容をお話しさせていただきました。大学1回生のときに学んだ内容を自らの口で伝えるという新鮮な経験でした。やはり専門用語を学ぶというスタンスでは眠くなります。自分自身の気づきの経験を話す中に専門用語の存在意義があるのだと感じました。でも、仏法ってほんとうに理路整然としていますね。
連研を終え、帰宅すると妻子が富山市のサンフォルテで開催された「上野正子さん・玉城シゲさんのお話を聞く会」から帰って来ており、ハンセン病の隔離と差別の歴史を改めて学んで来ました。玉城さんの手作りの沖縄ドーナッツ「サーターアンダギー」が食卓においてあり、黒糖味のおいしさを味わいながらお二人に再会できたよろこびを語っていました。
おつかれさまでした。
日曜日は、元沖縄県知事太田昌秀さんの講演会でした。
1.極限状態での知性・教育の大切さ
太田知事は学徒動員で参戦されたそうですが、終戦後2ヶ月間壕内で待機したそうです。終戦情報が事実であることを判断するのに2ヶ月かかったわけです。戦時中、英語教育を禁止したのが一因です。
2.都合のよい法律を作った
基地の土地は元々住民のものですが、政府が後から作った法律により返還していない。
(経緯・意味が理解できなかったのですが、結局人間の作る法律はそんなものなんですかね。)
3.基地がない方が沖縄の失業率は下がる。
返還された基地周辺は観光産業により失業率が下がったそうです。基地が沖縄の経済を支えているというのは、間違いだそうです。(データーつき)
富山県民は沖縄を直接体験することはできませんが、話を聞いて想像するよう努めたいものです。
では。