Posts tagged: 和讃

長い花見

By , 2014年4月17日 5:20 pm

今年の春は陽気な日が続きます。桜は満開を迎えてなかなか散らず、なんだか諸行無常の教えを忘れてしまいそうです。そんな日々ですが、いのちの終わりが必ずあり、お別れをしなければなりません。

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満開の本堂前のしだれ桜

今月の正信偈和讃の会では、親鸞聖人が道綽禅師を讃えられた最後のご和讃は、

縦令一生造悪の

衆生引接のためにとて

称我名字と願じつつ

若不生者とちかひたり

を味わいました。 Continue reading '長い花見'»

正信偈和讃の会

By , 2013年12月17日 9:01 am

毎月親鸞聖人のご命日16日に開催されています「正信偈和讃の会」も今回で『高僧和讃』の道綽禅師をほめ讃えるところまできました。道綽禅師は、親鸞聖人にとっての七高僧の第四の高僧であり、十四歳で出家して『涅槃経』をマスターされた聖道門の方でした。しかし、48歳のとき、曇鸞大師の碑文を読んで浄土の教えに帰依され、『安楽集』をあらわされたのです。仏教を聖道門(しょうどうもん)と浄土門に分けられ、末法の世におけるさとりへの道は浄土に生まれることだと示されたのでした。

本師道綽禅師は

聖道万行さしおきて

唯有浄土一門を

通入すべきみちととく

報恩講…そして相馬へ

By , 2011年11月17日 10:36 pm

お天気にも恵まれ、今年の報恩講も勤めることができました。富山市根塚町の圓福寺住職の巣山一哉師が、「ご和讃をいただく」と題し、三日間のお取り次ぎされました。ご出身の山形弁と富山弁が絶妙にミックスされているお話にみんなで釘付けになって聴聞させていただきました。ご和讃のお心がどれほど深いものかを味わさせていただきました。二日目の午前中は、前住職が棟方志功作『御二河白道之柵』の揮毫60年を記念して、法話を行いました。この絵が誕生した因縁を詳細に語り、また善導大師の譬喩の心と棟方志功さんの富山での経験が暗示されているのでした。また、別の機会にお伝えしたいと思います。

明日から、本願寺派高岡教区で募集した相馬組への支援米を届けに行ってきます。今日はトラックに積み込みの作業を行いました。これも帰ってからご報告したいと思います。

開山前荘厳

染香人のその身には

By , 2010年12月16日 10:56 pm

今日16日は親鸞聖人のご命日です。食事は一日精進料理をいただきます。午前は門徒さんの報恩講をお参りして午後から正信偈和讃の会がありました。今日の御和讃のひとつは

染香人のその身には

香気あるがごとくなり

これをすなはちなづけてぞ

光香荘厳とまうすなる

でした。 Continue reading '染香人のその身には'»

南无阿弥陀仏をとなふれば

By , 2010年6月16日 10:43 pm

今日16日は親鸞聖人の月命日。食事が精進日であり、4年前から毎月16日夜8時〜9時に「正信偈和讃」の会を開いています。正信偈を行譜でおつとめし、和讃を二種ずつ味わっていくもので、今日の御和讃は現世利益和讃の

南無阿弥陀仏をとなふれば

他化天の大魔王

釈迦牟尼仏のみまえにて

まもらんとこそちかひしか

天神地祇はことごとく

善鬼神となづけたり

これらの善神みなともに

念仏のひとをまもるなり

でした。

現世利益和讃は十五首ありますが、そのテーマは念仏の教えに生きる私が神々に尊敬され、まもられるというものです。まもられるというと、私たちが望まないことや嫌な境遇などからまもられるという考えで読んでしまいがちですが、これらの和讃には、私たちを必ず浄土へ生まれさせるためにまもることが説かれているのであって、いわゆる「現世のご利益」が説かれているのではないということを教えていただけるのです。