満中陰とお別れ

By , 2011年8月11日 1:16 pm

中陰壇のコスモスや梅干し

昨日、8月10日は、前坊守の満中陰でした。お盆の近くということで、家族だけで法要を勤めました。あの悲しい別離から早、49日がたちました。前住職は毎日出歩かず、淡々と悲しみを味わって過ごした日々でした。住職は、喉の病気のため、現在も治療中。9月から戻ってくる予定です。行事も例年通り行い、福島市からご家族がホームステイに見えられ、いろいろなことを経験した期間でありました。中陰壇には、前坊守の好きだった秋桜と、前坊守が得意で若坊守と慧子が習って作った梅干しが供えられ、在りし日を偲びました。いろいろな方からお供えやお心づくしをいただき、感謝申し上げます。
さて、福島市からのご家族は、ご縁あって広島へ数日間行っていたのですが、お母さんが体調を崩され、予定を早めて福島市へ帰っていかれました。体調を回復してから、市内でも放射線量の少ない地域へ引っ越しされるとのこと。秋になったらまた改めて来られる約束をして富山をあとにされました。いろいろな経験ができて本当によかったと仰っていました。また子どもたちが室内での制限された生活を強いられることを思うと心が痛みます。朝晩のおつとめを通して「なもあみだぶつ」に親しんだみなさん。またお会いしましょう。ちなみに先日、毎日新聞にご家族の記事が掲載されました。

お別れのとき

 

 

1コメント “満中陰とお別れ”

  1. 寺田正勝 より:

    昭和41年にBS日連に同期就職したものです。9月3日に職員同窓会が開催され、西田、高井、船橋、江原、井原さんら約25名が、三鷹の会館に集まり、10月に都内の後楽園・東京ドーム前に引越しをするため、BS会館と別れを惜しみました。2年に1回開催しています。 急にあなたを思い出し、HPを探し元気で活躍されている様子を見て喜んでいます。喉の病気をされているならお大事に、回復を祈っています。 8月10日に前坊守の49日・・・お母様ですか。お悔やみ申し上げます。 元職員では、佐藤昇、石川一郎、根岸真一郎、小林力さんらが亡くなっています。 今の私は、BS活動はしていませんが、98歳の父の様子を見ながら元気です。お元気で、ますます活躍してください。 中山俊彦さんはお元気ですか。

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