2016離郷門信徒のつどい
去年の北陸新幹線開業にあわせて始めた「離郷門信徒のつどい」を今年も築地本願寺さんを会場に開催してきました。お彼岸の時期ということもあって、築地本願寺さんにはひっきりなしに人々が参拝、そして外国人の方々が観光に訪れていらっしゃいました。思わず英語でお話ししたい気分にもなりましたが、参加者のみなさまとの時間であっという間に楽しいひとときを過ごさせていただきました。
今回強く感じたのは、田舎にいればあたりまえのことが都会では珍しく、都会ではあたりまえのことが田舎では珍しく感じられるということです。例えば駅のない中田で生活していると、地下鉄に乗っただけでも高揚した気分になりますが、乗っていらっしゃる東京の方々が暗い顔をされている。反対に仏様にお参りするということは田舎ではごく普通のことですが、都会ではほとんどない、といったように互いの環境によって世界観はだいぶ違うなという感想を持ちました。
参加者の皆さんのほとんどは昨年に引き続きご参加され、いろいろな情報を交換でき、また生活の様子をうかがうことができ、ありがたい時間でした。阿弥陀如来とご先祖さまのお導きによって出会わせていただいたよろこびに手を合わせてお別れしました。また来年お会いいたしましょう。