一日会報恩講・追悼法要
お彼岸にあたり、毎年恒例の仏教婦人一日会の報恩講と追悼法要が勤まりました。それに先立ち、初参式も行われ、二名のかわいらしいお子さんがお参りに来てくれました。あどけない子供たちの笑顔におばちゃんたちの顔もほころびます。
お子さんは、自分の子どもであって、そうでないいのちであり、如来様からの授かり物、預かりもの、という気持ちをもって育てていただきたいというメッセージを贈りました。
続いて総会が開かれ、新たな役員体制が選出されました。これまでの役員の皆様、おつかれさまでした。そしてこれからの役員の皆様、よろしくお願いします。
皆さんと一緒に正信偈・阿弥陀経をおつとめし、報恩講と追悼法要が営まれました。今年度は6名の会員がお浄土に往生されました。
ご法話は、婦中町妙順寺の若院、竹中了祥師で、「塵も積もれば山となる」というお話をいただきました。『大智度論』の「譬えば、微塵を積みて山を成せば、移動を得べきことかたきがごとし」がそのことわざの語源で、日々の生活の中にある何気ない小さなことの積み重ねで山のような感動しない頑固な自分が出来上がっていくことをお話しくださいました。寒い中みなさん、ようこそお参りくださいました。